皆さん、オココ~。DeNNKoです。
関東では、20日間連続で雨が降るというとても涼しい8月のはずが、ブログを書く気が全然起きずに、もう8月が終わってしまいました。正直、最近のソイエットもあまり進展がありませんが、ここで焦ってもしょうがないので、マイペースで続けることを心掛けながら、気長にこのブログも続けていこうと思います。
前回の記事では代謝について書いていきました。今までの記事を書いていく中で、感じていることを今回書きたくて、この記事を書き始めました。それが
”日本語の難しさ”
です。もう少し詳しく言うと
”文字で意思を伝えることの難しさ”
をこのブログを書きながら、実感することが多くなりました。自分の考えをどのような言葉で表すと、人にどのように伝わるのか?ここは今のDeNNKoには確かめる手段がありません。DeNNKo自身も自分の記事を書く中で、色んなサイトを読むことがありますが、選択する言葉や言い回しなどで同じことを言っているのに、違うことのよに捉えてしまったり、同じようなことが書いてあるのに、意味が全く違うことがあったりと、特に日本語の難しさを感じています。
そこで、DeNNKoがこのブログでよく使う言葉を中心に、その言葉の意味と似ている言葉でも違いを理解することで、よりDeNNKoの考えを理解してもらえるのではないか?と思い、この記事を書いています。実際にダイエットでもよく使う言葉も書いていくので、良かったら参考にしてみて下さい。
方法と手段の意味と違い
DeNNKoが良く使う言葉の1つですが、実際にこの2つはほぼ同じ意味で使われていることが多いと思います。まず、方法の意味を辞書で調べると
- ある目的を達成するためのやり方。
- しかた。
- 手段。
と書いてあります。この時点で手段が方法の意味に出てきましたが、次に手段の意味を辞書で調べると
- 目的を遂げるのに必要な方法。
- てだて。
と書いてあります。手段の意味にも方法が出てきているので、この2つは「ほぼ同じ意味だ。」と思う人がほとんどだと思います。
しかし、ここでDeNNKo流の方法と手段の違いを説明していきますが、これはあくまで個人的な解釈になるので、この記事で書かれている方法と手段はこうやって使い分けていることを理解してもらえるだけでも、少しはこれからの記事が理解しやすくなると思うので書いていきます。
方法と手段の違い
方法と手段の意味がほぼ同じなのは分かりましたが、実際に使うときには方法と手段が必ず同じように使えるとは限りません。例えば、
- 操作方法
- 強硬手段
という言葉があります。ほぼ四字熟語のようなものですが、方法と手段を入れ替えれば
- 操作手段
- 強硬方法
と普段使うことがない言葉になってしまいます。それには、方法と手段は同じような意味だとしても、同じ言葉ではないからです。この違いが何なのか?そこを理解することで、より言葉の意味を理解することが出来るようになります。
方法とは
実際に方法とはどんな時に使っているのか?を見ていくと、その違いが見えてきます。
- 調理方法
- 計算方法
- 治療方法
- 移動方法
DeNNKoが思いついたのはこれくらいですが、この言葉はある共通の考え方から作り出された言葉になります。それが
”理論的な考え方”
です。もう少し詳しく言うと
”頭の中で考えたやり方”
のことを”方法”といいます。例で挙げた移動方法で説明すると、
- 空を飛ぶ
- 海を渡る
- 道を走る
などの抽象的なものが移動方法になります。どうして抽象的になっているのか?その理由が頭の中で考えていることだけを伝えることが目的だからです。人間が会話する時に、1から10まで説明していてはいくら時間があっても足りませんが、上で書いたように抽象的な表現でも、お互いの認識が共通していれば会話が成立するため、方法を使っています。では次に手段について説明していきます。
手段とは
方法が抽象的な考え方で使われていると書きましたが、手段はその逆で
”実践的な考え方”
から作り出された言葉です。もう少し詳しく言うと
”現実で考えたやり方”
のことを手段といいます。上で例を挙げた移動方法を移動手段で考えると
- 飛行機
- 船
- 自転車
というように、移動手段とはより具体的なものを指します。方法とは違い手段が具体的な理由は、頭で考えた方法を実際に実現するにはどうすればいいのか?そのやり方を表すのが手段になります。上で例えた海を渡るで方法と手段を説明してみます。
ここから島に渡るには
これから、海の向こうの島まで移動しようと考えた時、まず考えるのは
「どうやってあの島までいこうか?」
です。ここで考える方法としては
- 海を渡る
- 空を飛ぶ
の2つですが、今回は海を渡ることを選びます。では、実際に海を渡る手段が
- 海をクロールで泳いで渡る
- 海を平泳ぎで泳いで渡る
- 海をフェリーに乗って渡る
- 海をヨットに乗って渡る
- 海をカヌーに乗って渡る
などになります。現実的に考えればフェリーに乗るが一番有効な手段だと思います。もう少し身近なことで方法と手段を考えてみます。
今からラーメンを食べるにはどんな方法があるでしょか?方法としては
- 買って食べる
- 作って食べる
の2つの中から、買って食べる方法を選びました。では、買って食べるにはどんな手段があるのか?それは、
- ラーメン屋で買って食べる
- コンビニで買って食べる
- スーパーで買って食べる
の3つになり、DeNNKoは基本ラーメン屋を手段として選ぶことが多いと思います。
このように、まず頭の中で方法を思い浮かべることで、その方法を実現するための手段という関係であるため、意味は同じでも使い方が違ってくるのです。
目的と目標の意味と違い
そして、これから書くこの目的と目標の意味と違いがDeNNKoにとっても、ソイエットにとっても重要な言葉になっていて、これを理解してもらうことでよりソイエットを理解してもらえると思うので、しっかり書いていきます。
まず、目的と目標の意味から書いていきます。最初に目的から意味を調べると
- 実現しよう、到達しようとして目指す事柄。
- 目当て
と書いてあります。次に目標の意味を調べると
- そこまで行う、成し遂げようとした目当て。
- 射的などの、的。
- 目印
と書いてあります。この2つも共通する意味として”目当て”という言葉が出てきましたが、目的と目標の違いは上で書いた方法と手段の違いと同じように、理論的か?実践的か?の違いで説明することが出来ます。
目的と目標の違い
目的と目標は”目当て”が共通の意味でしたが、この2つの違いは
”何を目当てにしているか?”
で変わってきます。まず、目的は何を目当てにしているのか?それが上で書いたように
”理論的な目当て”
になります。もう少し詳しく書くと、
”抽象的な目当て”
のことです。例えば太っている人がやせたいと思った時に、ダイエットをしようとしますが、その目的はやせることになります。やせるとは抽象的で、実際に何をすればいいか?までは目当てにしていません。そこで、目的を達成するために目標を設定していきます。目標は、
”実践的な目当て”
となり、詳しく書くと、
”具体的な目当て”
となります。上でダイエットの目的がやせることだとすると、この目的を達成するに目標を設定するのですが、その際は出来るだけ具体的な目当てを設定します。例えば、1日5㎞ウォーキングするや夜8時以降の食事を控えるなど効果はどうあれ、出来るだけ分かりやすく具体的にすることで目標を達成しやすくなり、いくつもの目標が達成できた結果が目的の達成につながっていくのです。
目的と目標の関係図
目的の達成には目標の達成が必要になってきますが、その関係を図で表すとこうなります。
少し雑ですが、目的は1つですが目標はいくつあっても問題ありません。なぜなら、1つの目的を達成するに1つの目標を達成するだけでは、目的を達成する確率が極めて低くなってしまいます。
上の図をダイエットで考えるともう少し分かりやすくなると思います。
少し無理やりですが、例えばやせることが目的で食事制限という目標を立てたとします。いきなりこんな目標が達成できるわけがありませんが、この時点でやせるという目的も達成できません。
しかし、やせるという目的に複数の目標を立てることで、目的を達成する確率が大きく上がります。一言で食事制限と言っても、食事をする時間・回数・内容・量など色んなことを目標に設定することで、複数の目標が達成することが出来れば目的の達成も確実なものになります。
更に、もし1つの目標が達成できなくても他の目標が達成できれば、目的の達成はまだ残されています。
目的と目標、方法と手段の関係
目的と目標、方法と手段の意味と違いを説明してきましたが、なぜこんなことを書きだしたのか?そんなことどっちでもいいだろうと思う人も多いと思います。しかし、DeNNKoにとってこの考え方は、ソイエットを実践していく上でとても重要なものでした。その理由が
”目的と手段の関係性”
です。これはソイエットだけではなく、普段皆さんが生きていること自体にも大きく関わっていることです。うまくできるか分かりませんが、上で例えたダイエットで目的と手段の関係性を説明していきます。
上でも少し触れていますが、デブがまずやろうとすることが、
”やせる”
という目的です。では、やせる為(目的を達成する)には
”ダイエット”
という手段を使います。ダイエットを実践するには、食事制限や有酸素運動、筋トレなどの方法を用いてダイエットを実践していくことで、やせる(目的を達成する)ことができるのです。
しかし、なぜデブの皆さんはダイエットを実践することが出来ずに、やせる(目的の達成)ことが出来なくなってしまうのか?さまざまな要因がありますが、今回言いたいのは
”目的と手段を勘違いしてしまう”
ことが、やせる(目的の達成する)ことが出来ない1つの要因だからです。少し難しく感じるかも知れませんが、これから1つずつ説明していきます。
目的と手段を勘違いすると・・・
上で書いたようにデブが今の自分の状態を解消しようとするには、やせるという目的を持つこと自体は自然な流れですし、やせるためにダイエットを手段として選ぶことも間違っているわけではありません。
ですが、デブがやせるという目的をダイエットという手段で達成できない要因として考えられるのが、
”目的と手段を勘違いしている”
ことと書きましたが、もう少し詳しく書くと
”目的と手段を逆にしてしまう”
ということが目的が達成できない要因になります。目的と手段が逆になることが、目的の達成にどのような影響を与えてしまうのか?書いていきます。
本来はやせる為にダイエットをするのですが、これが逆になると
”ダイエットをするためにやせる”
となります。これだと、ダイエットをすることが目的でやせることが手段になります。こうなってしまうと、ダイエットをすることが目的なので、やせるためにどうすれがいいのか?分からなくなってしまいます。デブの皆さんはやせたという結果が出れば、目的や手段は関係ないと思うかも知れませんが、この考え方はデブ脳の典型的な考え方です。
やせる為にダイエットをすることと、ダイエットをするためにやせることは一見同じように思われますが、これは
”ダイエット=やせる”
という思い込みが原因です。そして、この思い込みがダイエットが続かない要因になるのです。なぜなら、ダイエットのためにやせようとするとやせなかったときに、
”やせないならダイエットする意味がない”
となってしまいます。更にダイエットはやせる為にやっているので、やせ続けなければいけないという勘違いにも陥ってしまうため、無理な食事制限や運動に取り組もうとします。それがよりダイエットを続けることが出来ない悪循環を生んでいます。この悪循環は単にダイエットの失敗だけに留まらず、無理な食事制限や運動が体に与える影響のせいで、更に太りやすい体にもなってしまいより太りやすく、やせにくくなってしまうのです。
よく、ダイエットは辛いもので精神力やモチベーション、根性などが必要だと言われますが、これもダイエットを目的にしていることが原因で起きる間違えです。ダイエットが目的だとダイエット(目的)を達成するためには、
”やせ続けなければいけない”
という考え方になってしまうからです。こうなると、体重計に乗るときは前日より少しでも体重が少なくならないとダイエットの達成にはなりません。他にも、1時間運動したなら翌日はこれよりも少ない時間ではやせないと思い込んでいるので、余計に無理な運動を続けてしまいます。食事に至っては、やせ続けるために必要な栄養素まで不足する事態になることで、体の負担は尋常ではありません。
こんなダイエットを続けていれば辛いのは当然ですが、それは
”自分の意志が弱いせいでやせ続けることが出来ない”
と勘違いするので、上で書いた精神力やモチベーション、根性などしか解決方法が出てこないのです。
目的と手段の勘違いが考えた方の違いを生む
次に、やせる為(目的)にダイエット(手段)をする人とダイエット(目的)のためにやせよう(手段)とする人の考えた方の違いを説明すると、より分かりやすいと思います。ここでは、やせることが目的の人をAさん、ダイエットが目的の人をBさんと設定し2人の体重の変化をグラフで表してみます。話がしやすいように、Aさん・Bさんともに身長180㎝体重150㎏からの体重の変化をグラフにしています。
この体重のグラフの変化は説明しやすいように描いているので、実際にどのような方法でこうなったのかは考えずに、この体重の変化をこの2人はどのように捉えているのか?を目的と手段の違いから説明していきます。
まず、Aさんはやせることが目的なのでやせる為にダイエットを手段として行っています。Bさんに比べると体重の減り方は少ないですが、Aさんは順調にダイエットを実践出来ています。
一方、Bさんはダイエットが目的のためやせる為に食事制限に運動にと一生懸命に取り組んでいます。Aさんと比べるとBさんの体重の減り方は確実に減り続けていて、結果としてはBさんの方が成果をあげています。
しかし、Bさんは4週目を過ぎると体重が増えてきています。このこと自体は何の問題はありませんが、この時点でBさんはすでにダイエットに嫌気がさしています。なぜなら、ダイエットを始めた1週目・2週目は順調に体重が減り続けていますが、3週目・4週目になると体重の減り方が緩やかになってきています。体重はAさんよりも確実に減っているのに、Bさんにとっては望んでいる結果ではありません。
なぜなら、ダイエットが目的のBさんにとってこの結果は、
”努力に結果が伴わない”
と思っているからです。その理由は、ダイエットが目的のせいで1週目より2週目、2週目よりも3週目の方がやせていないとダイエットをしている意味がないからです。実際にそんなことは不可能なんですが、ダイエットが目的のためダイエットを達成させるためには、やせ続けていないと達成できないと思っているため、無理な食事制限、運動を行うのですが、この行為自体がとても体には負担になり、危険な状態に陥ります。
しかし、この苦しい状態から1日でも早く終わりにしようとして、よりやせることに固執してしまいます。ですが、体は急な体重の減少や必要な栄養素の不足から、体にエネルギーを蓄えてエネルギーの消費を抑えようとします。これは人間が生命を維持するために重要な対応なのですが、Bさんにとっては今までと同じ食事、運動をしているにも関わらず、体重の変化が少ないことに焦りや苛立ちを感じてきます。
その結果、Bさんはダイエットを断念し今まで通りの食事に戻した時には、体はエネルギーが不足している状態だったので、今まで以上に脂肪は蓄えられリバウンドしやすくなってしまうのです。
一方、Aさんは4週目を過ぎてもダイエットを継続することが出来ているのは、
”やせることが目的”
のため、もともと150㎏だったAさんが4週間で-2㎏も減っていれば、やせるという目的は少しずつですが達成できているからです。なので、ダイエットがうまくいかなかった場合でも、他のダイエットを試すことが出来ます。これはダイエットが手段であるからです。Bさんは、ダイエットを達成するためにやせなければいけなかったため、少しでもやせなければダイエットが未達成になってしまうからです。
これが、目的と手段を勘違いしてしまうことで起きる過ちになります。
世間で多い目的と手段の勘違い
今までは、DeNNKoがデブということもあって身近なダイエットについてのことを書いてきましたが、今の日本でもこの目的と手段の勘違いはいくつもあります。全ての勘違いを書き出したらキリがないですが、今回はDeNNKoが分かる範囲で世間の目的と手段の勘違いを説明していきたいと思います。これに気づけるだけで、世の中が少し違った見方が出来ると思うので、良かったら読んでみて下さい。
お金の勘違い
この日本の社会で生きていくために必要なものとして誰もが欲しがるのがこの”お金”です。毎日、皆さんが仕事をしているのは、生きていくためにお金が必要なので、知識や技術、体力や時間などを提供する対価としてお金を得ています。
ここまで書いて皆さんはどう思われるでしょうか?皆さんはどちらの考え方の人かは分かりませんが、お金とは本来
”生きていくための手段”
のはずなのですが、今の社会はどうでしょうか?引きこもりの戯言だと笑われる方もいるかも知れませんが、今の世の中は
”お金のために生きている”
人があまりに多くないでしょか?本来は生きることが目的であり、お金は手段でしかないにもかかわらず、今では当たり前のようにお金が目的で生きることが手段になっている人ばかりです。そういうDeNNKoもこの考えの社会に長く生活していたため、未だににその勘違いを直すことが出来ていません。
例えば、高い値段のお店の方がおいしいとか、安いパソコンはすぐ壊れるのような、お金ありきの考え方をしているのは、お金を勘違いしている証拠です。本来お金とは
”物の価値を表す単位”
でしかなかったのですが、それが逆になった結果が今の社会の価値観です。上で書いた例えは、おいしいお店だから値段が高い、すぐ壊れるパソコンだから安いのように、本来は食材や料理、家や車、サービスなどの価値を表すものが”お金”の役割のはずだったのですが、その単位を基準に物事を考えるようになってしまったのが現代社会です。
どうしてこのような考えになってしまったのか?は、DeNNKoにはまだ分かりません。自分が生まれてから、この価値観に何の疑問も持たずに30年以上過ごしているので、なぜこうなったのかはもっと知識が必要ですが、DeNNKoはソイエットに辿り着く過程でこの目的と手段の勘違いに気付くことが出来たので、本来のお金の捉え方も出来るようにはなりましたが、完全に抜け出せたとはいけません。
結婚の勘違い
今の日本では少子高齢化が問題になっていて、その解消のために女性の社会進出が日本の課題だとよく話題になりますが、一方で待機児童の問題や産休や育休の制度が不十分で働く女性が妊娠、出産することは極めて難しいのも同じくらい重要な課題です。
よく日本人女性の晩婚化や未婚化などが少子化に拍車をかけ、女性の社会進出が原因ではないか?などと議論されますが、本当の問題はそこではありません。
今までの記事を読んでいただけていれば、大体の察しはつくと思いますが少子化の要因として挙げるのは、
”結婚を目的にしていること”
です。結婚とは人間が社会生活を続けていく中で、自然と男女の関係を表す形として生まれ、現在の結婚(法律婚)は明治に一夫一妻制が制定されました。しかし、まだ男女不平等が当たり前の社会であったので、正確には戦後から自由な結婚が認められるようになりました。結婚の歴史
そして、今まで結婚とは男女を結びつける手段であり、目的ではありませんでした。まだ男女不平等の世界では、男性側は自分と無理やり一緒にするために結婚という手段を使っている人もいれば、女性側も女性が働けない社会で生きていくために結婚という手段をとっていた人もいます。最近では自由結婚が当たり前なので、お互いの愛の形を結婚という手段で表すこともできます。
もう少し掘り下げると、幸せになる、子孫を残す、財産を貰う、家庭に入るなどの色んな目的を達成するために結婚という手段をとってきたはずが、今の日本では結婚を目的に恋愛をしたり、結婚相手を見つけることが増えてきています。
では、なぜ結婚を目的にしてはいけないのか?それは
”結婚に理想を求めてしまうため”
です。結婚に理想を求めることがいけないとは言いませんが、そもそも自分の理想の結婚相手を探すという行為が、より結婚を困難なものにしているからです。結婚に理想を抱くことは誰もが持つものなのですが、結婚が目的の場合だと
”理想が幻想に変化してしまう”
ことが起きます。こうなってしまうと、正しく泥沼にハマりに行くようなものです。結婚に幻想を抱いてしまうと、結婚はより遠のきその結果、更なる幻想を膨らませるという悪循環を生んでしまうのです。その過程を順を追って説明していきます。
結婚が目的の人の場合
結婚は手段であり、恋人と一緒にいるためなどの手段のために結婚するのが、本来の結婚の形だとDeNNKoは考えていますが、結婚が目的の人は全く違う考え方をしています。
なぜ、結婚が目的になってしまうのか?は色々の要因があるので一言ではいけませんが、DeNNKoが考えるに”劣等感”が関わっていると思います。これはデブ脳と同じ考え方が出来るのですが、結婚の場合はデブのような単純なものでなく、より複雑になっています。例を上げると容姿、学歴、収入、家系などに劣等感を抱いている人は、より結婚を目的にしてしまう危険があります。
結婚を目的にしてしまうと、まず自分の理想を叶えてくれる結婚相手から探し始めます。今では結婚相談所やお見合いパーティー、合コンなどで自分の理想を実現してくれる相手を探しますが、現代社会では同じような結婚の理想を持つ人が多いため、理想の結婚相手を探し出し結婚に至るには、凄まじい競争が待っています。そして、この競争が理想を幻想に変えてしまいます。なぜなら、この競争に敗れたものは
”前の相手よりもっと良い相手を探そう”
という考えになってしまうことで、理想のハードルはどんどん吊り上がっていきます。これは、奪い合った結果「自分の理想の結婚相手を奪われた。」という感覚に陥ることで、自分から理想の結婚相手を奪った相手よりも、もっと良い条件の結婚相手と結ばれることで、競争に敗れたという劣等感まで払拭しようとしてしまうからです。こうなると事態は深刻化し理想はより幻想になってしまうのです。では、なぜ結婚を目的にすると理想を求めてしまうのか?これは上で書いたダイエットを目的にしている人と同じことが起こっているからです。それが、
”結婚=幸せ”
という勘違いが原因です。このような間違った価値観が、結婚をより困難にしているため、結婚しなければ子供も生まれないので、少子化問題は悪化する一方です。本来の結婚は、自分の愛した人と結婚したいというという希望を叶える手段であり、その結果が幸せであるだけで、結婚=幸せではありません。ここを勘違いしている要因は社会の結婚に対する価値観が関係しています。今のDeNNKoにその原因を突き止めるすべはありませんが、この価値観が間違っているとわかっているだけでも、結婚に対する考え方も少しは変わってくると思います。
以前のDeNNKoも結婚への印象は最悪で、結婚=地獄だという他人の意見を鵜呑みにしている時期がありましたが、これも結婚に対する価値観が間違っていたことが原因でした。今現在も結婚していませんが、結婚が何なのか?を理解できたことでもっと前向きに捉えることが出来ただけでも、これからの人生にも新たな変化をもたらしてくれると思います。
まとめ
今回は、もっとDeNNKoが使う言葉の意味と違いを書いていこうと、思っていたのですが自分のお金や結婚に対しての考えを書いていると、思った以上に長くなってしまったので、次回から定期的に言葉の意味と違いを記事にしていこうと思います。今回書いた、目的と手段の関係が分かっていれば、自分は何を目的にどのような手段をとっているのか?を考えていくことで、目的と手段を勘違いすることも少なくなれが、目的の達成はより現実的になると思います。
よく小学生の時に、一年の抱負や目標を立てていたと思いますが、DeNNKoがその目標を達成できた記憶はありません。そもそも、何のためにこの目標を立てているのか?を理解できていなかったため、その目標を達成する意味を見出すことが出来ませんでした。その当時は、「目標を持つことが大切だ。」と先生に言われていたと思いますが、今思えば目標を持つことが目的になっていたために、目標を達成すること自体には何の意味もなかったのではないか?とこの記事を書いていて思い出しました。
今のDeNNKoにとって人生の目的はソイエットを実践することですが、これは目的と手段を間違っているわけではありません。なぜなら、ソイエットは太らないために実践しているため、ソイエットは一生続けていくものであり、太らないために色んな手段を用いることで、ソイエットは達成されますがソイエットを継続することもソイエットの目的であり、ソイエットを人生の目的とすることは一般的に言う”夢”に当たるかも知らません。これについては夢と目的と目標の関係について記事を書きたいと思います。
今までの記事でソイエットがどういうものか?うまく伝えられているか分かりませんが、ダイエットと違うのはソイエットとは
”正しい考え方を身に着けること”
であり、その知識を使って色々な方法や手段を用いて目的や目標を達成していくことです。なので、DeNNKo自身がどのような考え方で、食事や運動、睡眠などを実践しているのかを、ブログやインスタ、ツイッターやYouTubeという手段で皆さんに、表現していきたいと思います。
次回は以前書いたデブ脳について、もうす少し分かりやすくまとめた記事を書いていきます。ここが理解できると、ソイエットの考え方がより分かりやすくなると思うまで、分かりやすさを重点に書いてきます。
最後まで読んでくれた方、どうもありがとうございました。