DeNNKoのソイエット日記

ソイエットを実践する過程で得た、知識、理論、心理を記録するブログ

体脂肪は代謝?分解?燃焼?どうすれば減るの?

 

皆さん、オココ~。DeNNKoです。

 

12月に入ってから急に寒くなったせいか、今までやってこなかった運動を実践し始めたせいかは分かりませんが、ソイエットを開始してから初めて体調を崩してしまいました。ブログを書く気どころか、DeNNKoに今までなかった”食べる気がしない”という事態に陥ってしまいましたが、何とか回復に向かっています。DeNNKo自身、季節の変わり目は寒暖差に対応できずに風邪を引くことが多いのですが、ソイエットを開始して初めての冬なのですが未だに体温調節は苦手のままです。

 

と書き始めてから年が明け、もう3月になっていますがこの記事を書くのにこんなに時間がかかったのは、ブログを書く習慣が身についていないことよりも今回の重要項目であった”代謝”を理解することに苦戦していたことが、この記事を書き終えることが出来なかった原因です。それを踏まえて読んで頂けると幸いです。

 

ここまで数回に分けて”体脂肪”について書いてきたのですが、今回はテレビなどで体脂肪の減らし方について色んな言い回しをしているのを耳にするのですが、この言葉の違いにはどのような意味があるのか?体脂肪の記事を書いていく中で疑問に思うことがあったので、今回は体脂肪の減らし方について書いていきます。

よく耳にする体脂肪の減らし方で用いられる言い回しは、

 

 

この3つが多く聞かれる言い回しだと思います。ではこの3つの言い回しにはどのような違いがあるのでしょうか?この3つの中で一番よく聞くのが

 

脂肪燃焼

 

という言葉だと思いますが脂肪燃焼する”と聞くと”脂肪を燃やす”などをイメージすることで、あたかも体脂肪が減っているようなイメージを受けますがそもそも

 

脂肪を燃やすとはどういう意味なのか?

 

ここら辺がはっきりするとより体脂肪の減らし方が理解しやすくなるのではないか?というのが、DeNNKoの考え方なので今回は体内でどのように脂肪が減るのか?ということは一先ずそのままに”それぞれの言葉の意味から”体脂肪の減らし方を書いていきます。

 

 

体脂肪を代謝する

このブログでも何度も出てくるこの代謝という言葉ですが、そもそも代謝とはどんな意味で使っているのか?

 

dennko2017.hatenablog.com

上の記事でも書いているのですが、今回の代謝また別の意味で”代謝”を使っています。上の記事では基礎代謝”を説明するための”エネルギー代謝”について書いていますが、今回の記事で書いていく代謝体脂肪の減らし方を説明するため

 

物質代謝

 

について理解する必要があります。そのためにもエネルギー代謝物質代謝の違い”を分かっていないと混乱してしまうので、しっかり書いていきます。

 

エネルギー代謝物質代謝の違い

今回は体脂肪の減らし方を説明するために”物質代謝”を理解する必要があるのですが、ここでエネルギー代謝との違いがはっきり分かっていないと、混乱して分かりにくくなってしまうのでこの2つの違いをしっかり説明していきます。

最初に以前の記事で書いたエネルギー代謝”のおさらいから書いていきます。エネルギー代謝とは

 

エネルギーを基準に考える代謝

 

と書きましたが、これは本来の代謝の意味である

 

次々と入れ替わる

 

という考え方をエネルギーのみで捉えているのがエネルギー代謝なるので、詳しく書くと

 

エネルギーが次々と入れ替わる

 

ことをエネルギー代謝と言います。ソイエットではエネルギーが次々と入れ替わるとは

 

エネルギー生産してエネルギー消費すること”

 

を表しているので、生産と消費を繰り返すことで人間は生きるためのエネルギーを作っています。

 

物質代謝とは

エネルギー代謝をおさらいしたところで、次に物質代謝について説明していきますが基本的な考え方は同じです。”基準がエネルギーか?物質か?の違い”でしかありません。同じような内容になりますが、物質代謝についてしっかり説明していきます。物質代謝とは

 

物質を基準に考えた代謝

 

のことを表していて、本来の代謝の意味と合わせると

 

物質が次々と入れ替わる

 

ことを物質代謝と言います。物質代謝で言う物質が次々と入れ替わる”とはどういうことなのか?を説明するには、何が”体内の”どこ”で”何に”入れ替わっているのか?が理解出来ていないとできません。

 

 体脂肪の場合の物質代謝

 今回は体脂肪についての記事なので、物質代謝も体脂肪を例に挙げて説明していきます。以前の記事にも書きましたが、

 

dennko2017.hatenablog.com

人間は食事で余分に摂り過ぎたブドウ糖を体内に蓄える方法として、脂肪という手段を使っていると書きました。更に、ブドウ糖を蓄えるためにはブドウ糖のままでは蓄えることが出来ないので、

 

ブドウ糖”が”脂肪細胞”で”中性脂肪”に入れ替わる

 

ことを、ブドウ糖の同化作用による代謝と言います。と言われても、何が何だかわからないと思います。DeNNKo自身も、代謝を正しく理解出来ていないことが原因でこの記事を書きながら混乱していますが、ここで皆さんと一緒にゆっくり1つずつ確認していきます。

 

代謝の種類

そもそも、代謝には2種類ありこの違いが理解出来ていないせいで、代謝がよくわからなくなっていました。以前に書いたエネルギー代謝の時には、代謝の種類を理解していなくても違和感を感じなかったのは、

 

代謝=減る”

 

というDeNNKoの間違った捉え方でもエネルギー代謝だけの場合なら問題はありませんでした。以前の記事のエネルギー代謝は最終的に「エネルギーがどのように使われのか?」ということを書きたかったので結局、エネルギーがどのように使われることで減っていくのか?という考え方だけでも代謝について違和感はありませんでしたが、今回改めて代謝について勉強してくると、この捉え方だけでは代謝をうまく説明できなくなってしまいました。その理由が

 

代謝には2種類の違いがある

 

ということを理解していなかったことが原因です。よく耳にする基礎代謝や脂肪の代謝と聞くと、代謝とはエネルギーや脂肪を減らすために行われるものだと思っていたのですが、どうもそんな単純なものではないようです。ここからだいぶ難しくなりますが出来るだけ分かりやすく書いていきます。

 

 異化(いか)作用について

 あまり聞きなれない言葉ですが、この異化(いか)作用というのが今までDeNNKoがイメージしていた代謝にとても近いものです。まず、異化Google先生に聞いてみる

 

”生物が外から取り入れた物質を化学的により簡単な物質に分解すること”

 

と書いてありました。もう少し分かりやすく言うと

 

複雑な物質を単純な物質に分解する

 

ことを異化と言います。いきなり複雑な物質や単純な物質と言われてもよくわからないと思うので、脂肪では少し説明しにくいので今までで一番詳しく書いてきた”ブドウ糖”を例に書いていきます。

 

ブドウ糖異化作用代謝した場合

ブドウ糖については今までの記事で何回か説明してきましたが、今回はできるだけイメージしやすいように今までの記事を参考に”ごはん”を食べた場合にブドウ糖異化作用代謝した場合どのようなことが起きるのか?を順に書いていきます。

まず最初に、人間はごはんを口から食べて体内に取り込むことで消化・吸収します。

 

dennko2017.hatenablog.com

上の記事で消化・吸収について詳しく書いているので、今回は簡単におさらいしていきますが、人間はごはん(炭水化物)を口で咀嚼(そしゃく)したあとに胃や腸などで糖質(ブドウ糖)と食物繊維などに分解します。糖質と炭水化物の違いは

 

dennko2017.hatenablog.com

上の記事に詳しく書いているので、よかったら読んでみて下さい。ごはんは消化することで糖質(ブドウ糖)まで分解され小腸で体内に吸収られるのですが、ここまでは代謝とは言いません。体内に糖質(ブドウ糖)が吸収されてからが代謝の始まりです。

体内に摂りこまれたブドウ糖は、血管を血液と一緒に流れることで体内に送られていきます。送られたブドウ糖は各細胞に取り込まれることで、初めて異化作用による代謝が行われます。細胞に摂りこまれたブドウ糖が上で説明した”複雑な物質”になります。このブドウ糖を単純な物質に分解することを”異化作用”というのですが、これだけでは分かりづらいのでもう少し掘り下げていきます。

 

dennko2017.hatenablog.com

上の記事で人間が体内でどのようにエネルギーを作り出しているのか?を説明しているのですが、ここが今回の異化作用による代謝に深く関わってきます。上の記事では酸素と水素を体内で化学反応させることでエネルギーを作り出していると書きました。そのために必要な酸素は呼吸で、水素は”栄養素”から摂りいれていると書きましたが、水素を摂りいれるために必要な栄養素が”ブドウ糖”になります。

 

”なぜエネルギーと異化作用が関係しているのか?”

 

これが今まで代謝を勘違いしていた原因であり、これを理解することで本当の代謝の意味が分かってきます。

上の記事でも書いていますが、人間は食事をすることで体内に栄養素を摂りこむことで、その栄養素を分解し初めて体内に水素を摂りこむことが出来るのですが、これが異化作用による代謝のことです。

人間は水素を摂りこむためにブドウ糖を摂りこみます。そしてこのブドウ糖は水素を含んだ複雑な物質です。ブドウ糖は何で出来ているのか?ここが分かるともう少し”複雑な物質”が捉えやすくなります。

ブドウ糖を化学式に表すとその中身は分かるのですが、いきなり記号ばかりだと混乱するので分かりやすく書くと

 

ブドウ糖=炭素+水素+酸素”

 

となります。本来はブドウ糖を表す化学式は”分子式”ともいい、複数の”原子”が集まって出来ている物質を”分子”と言います。ブドウ糖は炭素原子と水素原子と酸素原子で構成される物質のことで、このことを”複雑な物質”と呼んでいます。本来は更に各原子の数や構造も重要ですが、そこまで書くと余計ややこしくなってしまうので今回は上の式だけ覚えておいてください。

これでなぜブドウ糖が”複雑な物質”なのか?理解出来れば、異化作用による代謝を理解するのはもう簡単です。上でも書きましたが異化作用とは、

 

複雑な物質を単純な物質に分解する

 

ことなので、ブドウ糖で異化作用にする代謝を行うと

 

ブドウ糖+酸素=水+二酸化炭素

 

というように変化します。もう少し詳しく書くと

 

”(炭素+水素+酸素)+酸素=(酸素+水素)+(酸素+炭素)”

 

となり、3つの物質で出来たブドウ糖が2つの物質で出来た水と二酸化炭素に分解することができ、これを異化作用と言います。ブドウ糖に含まれている酸素だけでは、水と二酸化炭素を作ることが出来ないので、人間は呼吸をすることで酸素を摂りいれて異化作用を助けています。今回は分かりやすさを優先するために、実際の分子式に書いてある原子数を省いていますが、本来は原子の数を合わせるために呼吸で摂りこんだ酸素が必要なのですが、ここはより化学的な知識が必要になるので今回は省略しますが次回以降書いていきます。

 

 異化作用の目的

 長々と異化作用について書いてきましたが、そもそも異化作用は何のために行っているのか?これがDeNNKoが勘違いしていた代謝の捉え方と同じで、

 

エネルギーを作るため

 

に行う代謝であり、DeNNKoは異化作用=代謝と勘違いしていたことで、今回の記事を書く際に矛盾が生じていまいました。上で説明したブドウ糖を水と二酸化炭素に分解したのには、以前の記事で説明した”水素と酸素の化学反応”でエネルギーを作り出すために必要なことであり、水素と酸素の化学反応を起こすには細胞でブドウ糖を化学的に分解してエネルギーを作り出すために異化作用が行われるのです。

そして、異化作用で作られたエネルギーは生きていくために色んな使い方をしますが、

 

異化作用でエネルギーを作ること=代謝

 

と捉えていると、どうしても矛盾が出てきます。そうならないためにも同化(どうか)作用を理解する必要があります。

 

同化(どうか)作用について

 異化作用を理解していれば、同化作用は簡単に理解しやすくなります。上の記事で異化作用とは”複雑な物質を単純な物質に分解する”ことだと説明しましたが、同化作用はその逆で

 

単純な物質を複雑な物質に合成する

 

ことを同化作用と言います。この同化作用は体内でどのような働きがあるのか?これは前回の記事でも書いた”新陳代謝”がイメージしやすいと思います。

 

本来の代謝の意味

今までのDeNNKoは代謝を”次々と入れ替わる”と捉えていたのは、この”新陳代謝”という言葉から代謝という言葉の意味を考えていたので、人間は生きていく上で体内のあらゆるものを次々に古いものから新しいものに変えることで生きていくことが出来ているのは理解していました。しかし、いざダイエットに出てくる”代謝”と新陳代謝の”代謝”ではあまりにも意味合いが違い過ぎるために、苦肉の策で代謝=入れ替える”と捉えることでエネルギーの入れ替えをすることで、脂肪などを使いエネルギーを生産し筋肉を使いエネルギーを消費することを”代謝”だと位置づけました。

 しかし、これはあくまでも”言葉の意味”から”代謝”を考えただけで、以前調べた”代謝”の意味を間違って捉えていました。繰り返しになりますが、以前の記事で書いた代謝の意味は

 

  1. 古いものと新しいものを次々と入れ替えること。「新陳代謝
  2. 生体内で、物質が次々と化学的に変化して入れ替わること、またはそれに伴ってエネルギーが出入りすること

 

と捉えていましたが、本来捉えるべき部分は次々と入れ替えるではなく

 

物質が化学的に変化する

 

という部分が”本来の代謝”の意味であったにも関わらず、DeNNKoは間違った捉え方をしていました。話が少しずれましたが、先に同化作用の目的を説明してから代謝についてまとめていきます。

 

同化作用の目的

今までは食事で摂りこんだ栄養素を使うことで、人間は生きる為のエネルギーを作り出していると書きましたが、人間はそれ以外にも栄養素を使って肉体の色んな部分を作り変えています。一度、異化作用によって複雑な物質が単純な物質に分解された後、分解された単純な物質を使って今度は人間の体内で必要な複雑な物質を合成することを同化作用と言います

上の記事で脂肪を分解することを異化作用による代謝と書きましたが、体内に余り過ぎてしまったブドウ糖を脂肪に作り変えることを同化作用による代謝とも言うので、一言で”脂肪を代謝する”だと”異化作用による代謝”なのか?”同化作用による代謝”なのか?は分かりません。一般的には”代謝”といえば、DeNNKoが勘違いしていたように”異化作用による代謝”を用いていることが多いですが、今回の代謝を勉強することでDeNNKoが今まで当たり前に使っていた言葉の意味を勘違いしている言葉がいくつか出ていました。

今回の記事では書ききれそうもないので、次回新たに”代謝”をしっかりおさらいすると共に、今までDeNNKoが勘違いして使っていた言葉をしっかり理解することが、これからのソイエットに必要なことなのでしっかり書いていきます。

 

体脂肪を分解する

代謝を理解するのにだいぶ時間がかかってしまいましたが、代謝が理解出来ればこの後は比較的簡単に理解できると思います。

体脂肪を分解する”とは、内に蓄えられている脂肪をエネルギーとして消費出来るように分解するということで、上の代謝で出てきた異化作用による代謝”のことをより単純に捉えたものです。

なので、体脂肪は分解されますが分解しただけでは脂肪がなくなったとは言えないので、体脂肪が減ったとは言えません。脂肪が分解されれば脂肪自体がなくなってしまうような錯覚を起こしそうですが、あくまでも脂肪が分解されたことでブドウ糖などに変化しただけなので、そのブドウ糖をエネルギーとして消費することで、初めて体脂肪が減ったと言えます。もし脂肪から分解されたブドウ糖がエネルギーとして使われなければ、また脂肪として蓄えられてしまうので脂肪を分解するだけでは、体脂肪が減ったとは言えません。

しかし、脂肪は分解されづらいので最近よくある脂肪を分解するお茶などを飲むことでどれくらいの効果が期待できるのか?は分かりませんが、運動する前に摂取することで脂肪の分解が促進された状態で、運動によりエネルギーが消費される際に、脂肪として蓄えられていたブドウ糖から優先的に消費できるのであれば、体脂肪を減らすのに効果的だと思いますが、体脂肪を分解しただけでは体脂肪が減ったとは言えません。

 

体脂肪を燃焼する

記事の冒頭にも書きましたが、今回の記事でこの燃焼を中心に扱うつもりが、思いもよらないところでつまずいてしまったせいでだいぶ時間がかかりましたが、これから体脂肪を燃焼するとはどういう事を言っているのか?を考えていきます。

燃焼と聞くと1番に思い浮かぶのが”ですが、体内の脂肪に直接をつけることを燃焼と言うわけはないので、ここもDeNNKoのイメージや先入観を取り去ってから、まず燃焼という言葉から調べていきます。

Google先生燃焼について聞いてみると、

 

  1. 燃えること。
  2. 物質が酸素と化合して光や熱を出す現象。

 

というのような答えが返ってきました。確かに”言葉の意味”としては間違っていないかも知れませんが、これでは今回の体脂肪に当てはめて考えるには少し物足りない気がします。

ここで化学的な観点で”燃焼”を考えると、燃焼を起こすには3つの条件が同時に成り立たなければ燃焼は起ないようです。その3つが、

 

  1. 燃える物質がある。
  2. 酸素の供給がある。
  3. 物質の温度が発火点以上である。

 

と書いてありました。ここまでくるとあと少しといったところですが、これだけでは体内で燃焼が起きるのは不可能のような気がしてきました。そもそも、体脂肪を燃焼するとは例えや比喩のような、体脂肪の消費を分かりやすくイメージしやすいように使っているだけなのでは?とも考えられますが、ここでDeNNKoの先入観で決めつけるのではなく、更に燃焼の原理”まで話を掘り下げていくことで、体脂肪の燃焼を説明していきます。

 

燃焼の原理

今回の”燃焼”の記事を書く前は「脂肪を燃焼するって例えであって実際に起きてたら大変だよね?」なんて思っていたDeNNKoですが、ここがそもそも”燃焼”を間違って理解している証拠であり、こんなことを考えていてはいつまで経っても核心に迫ることは出来ません。そこで、根本を見直すことで今までDeNNKoが考えていた”燃焼”は間違ていたことに気づくことが出来ました。それは、

 

燃焼で重要なのはではなく酸素

 

だということです。今までのDeNNKoは燃焼だと思っていましたが、燃焼に必要なものは上で書いた3つの条件だけなので、必ずが必要なわけではなかったのです。更に難しくなりますが、そもそも燃焼=発火”ではなく本来燃焼とは

 

酸化反応

 

のことを言うので酸化反応の結果、発熱が起きることで発火していたに過ぎません。どんどん難しい言葉が出てきてしまいましたが、ここで理解しやすいように1つずつ確認していきます。

まず、1番重要な酸化反応をしっかり理解していないと、燃焼は理解できません。酸化反応とは、

 

”物質と素が合した反応

 

 のことですが、これでもまだ分からない言葉が多いので更に掘り下げていきます。どうしても化学的な言葉が多いので分かりにくいかも知れませんが、1つ1つの言葉が理解出来ればそこまで難しい事は言っていません。

まず化合について調べると、

 

学変化によって2種類以上の物質がして別の物質になること”

 

と書いてありました。では、次に反応について調べると

 

”2種類以上の物質の間に化学的変化が起こること” 

 

と書いてありました。なぜか”化合”と”反応”という言葉に全く同じような理由が出ていたのですが、これは一体どういうことなのでしょか?ますます混乱するDeNNKoですが、ここまでくるともっと根本的な部分が理解出来ていないことがどうやら原因のようです。学校の勉強が苦手だったDeNNKoに付き合わせることになってしまいましたが、化学の基礎の基礎からおさらいしていきます。

 

化学変化と化学反応の関係性

まさか代謝であれだけつまずいたのに、燃焼にもここまで苦戦するとはDeNNKoがなんとなく生きてきたことが露呈してしまいましたが、皆さんも良かったら一緒について来て下さい。

今まで出てきた”変化”や”反応”という言葉は、すべて”化学”に関わる言葉で”化学変化”や”化学反応”のことなのですが、この2つの違いが理解出来ていないとこの先の説明にもソイエットを実践する上でも、必要な知識になるので詳しく書いていきます。

皆さんも中学校の理科の授業で、化学変化と化学反応という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?では「化学変化と化学反応の違いを説明して下さい。」と言われて、答えることが出来る人はどれだけいるでしょうか?今のDeNNKoはこの違いを答えることが出来なかったために、ここまで燃焼について理解するのに時間がかかっています。

化学変化と化学反応の違いを説明するためには、この2つの関係性を理解することで比較的簡単に説明することが出来ます。上の記事で化合と反応の説明に共通して出てきた言葉が”化学変化”です。では、化学変化はどのようにして起きるのでしょうか?そこが分かると、化学変化と化学反応の関係性が見えてきます。

一般的に化学変化と化学反応は同じことのように捉えられていますが、この2つには”ある関係性”があります。それが、

 

”結果と過程”

 

という関係性です。化学変化とは”結果”であり、化学反応とは”過程”を表す言葉なので、

 

反応という過程を経て変化という結果がもたらされた

 

というのが化学変化と化学反応の関係性です。

 

体脂肪を燃焼するとは

少し強引ですが、これ以上詳しく書いていくと終わりそうにないので、今回はここら辺で体脂肪を燃焼するについての暫定的な結論を書いていきます。次回以降、化学の知識について記事を書いていこうと思うので、そこで今回書いた”代謝”と”燃焼”についてもまとめていきたいと思います。

上で書いた通り、燃焼とは酸化反応のことだと書きましたが、実際に体内ではどんなことが起きているのか?を考えていくと体脂肪を燃焼するイメージがしやすくなるので、順に書いていきます。

おさらいになりますが、酸化反応とは

 

”物質と素が学変化によって結合した反応

 

なので、実は以前の記事や今回も少し触れていますが、ここで言う酸素と化合する”物質”とは、

 

体脂肪のことではありません

 

なぜなら体脂肪の状態では酸素と化合することが出来ないため、一旦体脂肪を酸素と化合出来るように分解してから、その物質が酸素と化合することで初めて燃焼が起きます。なので、この時点でのDeNNKoの結論は

 

体脂肪は燃焼はしない

 

になります。体内で行われている酸化反応で唯一DeNNKoが分かっているのが、

 

”水素と酸素の化学反応”

 

を酸化反応に言い換えることが出来るので、

 

”水素の酸化反応

 

ということが出来ます。酸化反応を燃焼と言いかえることも出来るので、体内で起きる燃焼とは

 

”水素が燃焼する”

 

と言えます。なので、水素を体内で作り出すために体脂肪を分解して、体脂肪から分解した物質を異化作用による代謝をすることで単純な物質に分けます。異化作用による代謝で水素を取り出し酸素と反応させることでエネルギーを作り出すことを”体脂肪を燃焼する”と一言で表しているのなら、あまりにも分かりにくいと思います。

 

まとめ

ここまで書いてきて思ったことは、ある1つの言葉を理解するにはその言葉に含まれる様々な言葉の意味を理解していないと、その言葉を理解することが出来ないのだと気づくことが出来ました。

軽い気持ちで手を付けたこの内容でしたが、代謝も燃焼もイメージで捉えていただけで実際に体内で何が起こっているのか?を理解するには、まだまだ勉強が必要なんだと痛感しました。

正直、この記事もここまでで区切りをつけるためにまとめに入っていますが、今回の記事を書いて分かったことといえば、

 

”体脂肪を減らすには酸素が重要”

 

ということくらいでしょうか?今の知識量では、正しい結論にたどり着くことは出来ませんでしたが、これから投稿を続けていくことでより理解を深めていくことで、この先の記事でしっかり説明出来るように勉強していきます。

 

「分かりもしないのに書いても仕方ない。」

 

と思うかもしれませんが、今のDeNNKoにとって重要なのは

 

”何が分からないのか?”

 

を知ることで、今のDeNNKoにとって

 

”何を学ぶ必要があるのか?”

 

を明確にすることが重要だからです。そして、この記事を書くことで勉強をする機会を得ると共に、

 

”何を知らず、何を間違えていたのか?”

 

をブログという形で残しておくことが、DeNNKoにとって重要な意味があるからです。

長くなりましたが、今回は化学的な知識が盛りだくさんで中々話が進まなかったので、次回は化学の基礎知識と人間の体内で起きていることの関係を理解することが、この先の理解を深めるための第一歩だと思っているので、焦らず順を追って書いていきます。

本当は化学以外にも、生物学や医学、生理学などもっと難しい知識をたくさん理解していかなければいけませんが、興味があるものから少しずつ取り掛かろうと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。