皆さん、オココ~。DeNNKoです。
苦戦した体脂肪は代謝?分解?燃焼?どうすれば減るの?の記事を書き終えたことで、今のDeNNKoに必要ものが何なのか?が見えてきたことで、今回の記事を書くきっかけになった
”化学”
について色々勉強していく中で、まずDeNNKoがぶち当たった壁が”言葉の違い”でした。このブログをいくつか読んでくれた人なら、薄々気付いているかも知れませんがDeNNKoは、
”言葉の違いを知らなすぎる”
せいで余計なところでつまずいてばかりいます。正直、今回の記事を書き始めるにあたって、DeNNKoの大好物である”そもそも”化学とは何なのか?から始まり、化学と科学の違いや今まで書いてきた言葉の意味も改めて勉強すると、間違った意味で捉えていたせいでなかなか進展していませんが、確実に1つずつ解決することがこの先の勉強にも役立つと信じて、慎重に書いていきます。
今回は比較的、化学の基本的な知識というよりも化学に使われている言葉の意味について書いていくことが多くなります。ブログという性質上、言葉が理解出来ていないとDeNNKoの伝えたいことがうまく伝わらないと思うので、皆さんにも言葉の意味を再確認してもらうことで、ソイエットを正しく知ることが出来ます。
化学とは?
今までの記事で当たり前のように使ってきたこの言葉ですが、この意味をちゃんと説明出来るようにならなければ、そもそもこの記事を書いていくことすら出来ません。今まで言われたことに何の疑問を持たずに、のほほんと生きてきたDeNNKoの悪い癖が露呈していますがゆっくり書いていきます。
化学(かがく)とは
”物質の構造・生成・反応などについて研究する学問”
のことです。これだけだとイメージしにくいのでもう少し嚙み砕いて書くと、この世界に存在するあらゆる”物質”がどんなものなのか?どんなもので作られているのか?どんな特徴があるのか?どんな反応や変化が起きるのか?を研究している学問になります。
実際にDeNNが生活している中で、天気や料理、デブが気になるダイエットも化学を元に考えることが出来ます。ということは、化学が理解出来ればあらゆることが理解出来るということですが、今の化学で世界のすべてが分かっているわけではありません。それには”科学”と密接な関係があります。
化学(かがく)と科学(かがく)の違い
皆さんも1度は聞いたことがあると思いますが、日本語だと全く同じ読み方をするので、文字を見ないとその違いは分かりにくいので、”化学”と”科学”がごっちゃになってしまいますが、この2つにはしっかりとした”違い”がありそれぞろにちゃんとした意味があります。更にこの”化学”と”科学”の関係性について理解すると、より化学と科学の違いを理解することが出来ます。化学については上で書いてあるので、ここでは科学について書いていきます。
まず、科学(かがく)とは
”法則を探す”
ことを言います。法則を探すと言われてもいまいち分かりにくいと思うので、具体的にどのようにして法則を探すのか?その方法を知ることで、科学がより分かりやすくなります。
まず法則を簡単に言うと”決まり”や”ルール”と捉えてもらうと分かりやすいと思います。では、科学ではどうやってルールを探すのでしょか?例えがあると分かりやすいと思うので、今回は”明日が晴れるか?”を知るために必要な法則を探すことで、科学を説明していきます。
明日が晴れるか?知るために
皆さんが明日の天気を知るためにすることと言えば、朝のニュースで放送している”天気予報”を見ることで、明日が晴れるか?知ることが出来ます。今回は”科学”を説明していきたいので”確率”については書きませんが、ではどのようにしてニュースの天気予報はなぜ明日が晴れるか?を知ることが出来るのでしょうか?
天気予報を例に”科学”を説明するということは、明日が晴れになる”法則”を知ることで天気を予報することが出来るのですが、実際にどのようにして明日が晴れになる法則を知ることが出来たのか?が分かれば、科学が理解出来ます。
明日が晴れるとは言い方を変えると
”明日は雨が降らない”
とも言えます。なので、明日は雨が降らないことが分かれば明日が晴れなのが分かります。そこで雨が降るのに欠かせないのが”雲”になり、
”雲の動きを把握する”
ことで明日の天気が予測できます。本来は天気を知るには大気圧や気温、季節などあらゆる要素を考慮しなければ正確に天気を予測することは出来ませんが、今回書きたいのは”気象学”ではなく”科学”なのでこれ以上詳しく書きません。
ここからが本題です。今回は”雲”の動きで天気を予測する場合で科学を説明していきます。まず、晴れるときの空はどのような状態なのか?を知る必要があります。晴れの時の空を知るために必要なのが、
”空を観察する”
ことでどんな雲があるときに雨が降るのか?が分かれば、いつ晴れるか?が分かってきます。とここまで書いてどこが”科学”の説明になっているのか?と思うかもしれませんが、今書いた明日が晴れるか?を知るための方法が”科学”になります。
まず、科学で1番重要なのが
”仮説を立てる”
ことが全ての始まりであり、科学の第一歩です。今回の明日が晴れるか?の場合は”雨が降るには雲が必要だ”という”仮説”を立てました。そして、この仮説が本当に関係しているのか?を調べるために、空を観察することで晴れた日の空の記録をとったり、雨が降る時の雲の動きを記録することで、どんな空で雨が降るのか?を検証することで、雨が降らない日=晴れの日と予測することができます。
ここで、科学で重要なもう1つのことが
”検証する”
です。この2つを繰り返すことで、世の中のあらゆる法則を解き明かしていこうとするのが科学であり、上で説明した”化学”もすべて”科学”に基づいて考えられています。
科学(かがく)とは
ここで改めて科学をしっかり理解することで、この先の化学と科学の関係性がしっかり理解できるようになります。おさらいになりますが、科学とは
”法則を探す”
ことであり、法則を探す方法は
”仮説を立て検証する”
というものです。更に科学には”反証可能性”という考え方が重要になりますが、そこまで踏み込むと余計にややこしくなるので、科学についてはここまでにして”化学と科学の関係性”について書いていきます。
化学と科学の関係性
化学と科学の意味が理解できれば、それぞれの違いを理解することもできるのですが、化学と科学はどんな関係性にあるか?を理解していると、よりこの2つを間違えることはなくなります。
ですが、この2つの違いを言葉だけで説明することは今のDeNNKoには難しいので、今回はイラストを描いて説明していきます。DeNNKoが描いた化学と科学の関係性の図がこちらです。
今回も分かりやすさを優先しているので、科学に分類される学問はたくさんありますがDeNNKoが聞いたことがある学問でまとめました。科学を大きく分類すると自然科学・人文科学・社会科学の3種類に分類できます。この言葉は、今回の科学を勉強していく中ではじめて知った言葉なのですが、それぞれの言葉の後に”科学”がついているということは、
”それぞれの分野の法則を探している学問”
だということです。
更に、今まで説明してきた”化学と科学の違い”がこの図でもわかると思いますが、化学とは
”科学の自然科学の化学”
ということです。うまく言葉に出来ていませんが、化学とは自然の法則を探すための1つの学問であり、その中でも”物質に特化した学問”を言います。なので、科学と化学は全く違う意味でも、まったく違うものではなく”科学”とは物事の考え方であり、科学と言う考え方で物質について研究しているのが”化学”になります。
異化作用による代謝と分解の違い
長々と化学と科学の違いを説明してきましたが、今回書きたかった内容が以前にも書いた、
体脂肪を減らすために体内ではどんなことが起きているのか?を書いていく中で、体脂肪の減らし方を表す3種類の言葉を紹介しました。
それぞれの言葉の意味を知ることで、体内で起こっていることを理解しようとした際に、1つ1つが専門的な言葉だったので意味を理解するのも一苦労だったのですが、今回は上の記事を書いた後DeNNKoが疑問に思った”異化作用による代謝”と”分解”の違いをもう少し掘り下げていきます。
代謝についての説明は上の記事に詳しく書いたのですが、その中の”異化作用”を説明した際に、
”複雑な物質を単純な物質に分解する”
と書きました。そのあとに体脂肪を”分解”するを説明しているのですが、DeNNKoはこの時
”体脂肪を異化作用で代謝する=体脂肪を分解する”
と勘違いをしています。この記事を書く前のDeNNKoは”代謝=減る”と考えていたので、代謝と分解は全く別のものでしたが、代謝には異化作用と同化作用の2種類があり、異化作用が分解に意味が近いことから”異化作用=分解”と勘違いを起こしたまま、前回の記事を書き終えてしまいました。
しかし、よくよく考えたら”異化作用=分解”だとすると、
「体内で起きる”分解”はすべて異化作用のことなのか?」
DeNNKoは分からなくなってしまいました。そこで、あえて代謝が2種類に分かれているのに、わざわざ異化作用を分解と表すのは少しおかしいと思ったDeNNKoはここである仮説を立てました。それが
「異化作用とはある限られた分解を表しているのでは?」
というものです。上でも書きましたが異化作用は”複雑な物質を単純な物質に分解する”ことなので、それ以外はすべて”分解”になるのでは?という考え方です。言葉だけで説明できそうもないので、体脂肪が体内でエネルギーとして消費される流れをイラストで表すことで、異化作用と分解の違いを考えていきます。
体脂肪の消費から分解と異化作用による代謝を考える
早速ですが、体脂肪が体内でエネルギーとして消費するまでの流れをイラストで表していきます。
まず、おさらいになりますが体内で体脂肪(中性脂肪)を蓄える流れは、余分に摂取したブドウ糖(グルコース)を脂肪細胞に蓄積させるために、ブドウ糖(グルコース)を中性脂肪に作り替えることで、体脂肪(中性脂肪)が蓄えられていきます。
脂肪細胞で中性脂肪に作り替えたブドウ糖(グルコース)を、これからエネルギーとして消費するまでの流れを知ることで、異化作用による代謝と分解の違いが見えてきます。
中性脂肪に作り替えたブドウ糖(グルコース)を、また体内でエネルギーを作ることが出来る形に”分解”することが、体脂肪をエネルギーとして消費する第一段階です。まずは脂肪細胞で中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに”分解”します。
グリセロールと脂肪酸に分解できれば、あとは”異化作用による代謝”によってエネルギーとして消費する事ができます。体脂肪(中性脂肪)をエネルギーとして消費するためには、どんなことが起きているのか?がわかってことで分解と異化作用による代謝の違いが少し見えてきたので、ここでDeNNKoの見解を書いていきます。
DeNNKoの見解
上で異化作用による代謝を説明した時に、
”複雑な物質を単純な物質に分解する”
と書きましたが、今回は体脂肪(中性脂肪)がグリセロールと脂肪酸に分解されたのですが、DeNNKoの今の知識では、”中性脂肪”が”複雑な物質”で”グリセロールと脂肪酸”が”単純な物質”なのか?は見当もつきません。
体脂肪がどう減るのか?を説明する際は、
ブドウ糖(グルコース)が”複雑な物質”で、水や二酸化炭素が”単純な物質”なのがDeNNKoにも理解できたのですが、中性脂肪の場合はあまりに難しいので、今回は異化作用による代謝のもう1つの特徴である
”エネルギー”
を基準に考えていきます。異化作用による代謝は何のために行っているのか?は以前の記事でも書きましたが、ブドウ糖(グルコース)を分解する際に出来る水素と酸素の化学反応で起きる”エネルギー”を使って人間は生きています。
そこで、異化作用による代謝とは
”エネルギーを作り出すときの分解”
とも言えるのではないのか?というのがDeNNKoの考えです。こう考えることで、分解する物質が複雑なのか?単純なのか?はさておき、その物質を分解する際にエネルギーを作り出すことができるのか?を基準に異化作用による代謝を捉えることで、分解と異化作用による代謝の違いが見えてきます。
上で説明した中性脂肪がグリセロールと脂肪酸に”分解”されましたが、この”分解”はエネルギーとして消費することができない中性脂肪を、エネルギーとして消費できる物質に分解するだけであり、中性脂肪が分解されてもエネルギーを作り出すことは出来ないので、中性脂肪は異化作用による代謝ではなく”分解”になります。
中性脂肪から”分解”されたグリセロールと脂肪酸はエネルギーを作り出すことができる物質なので、この2つを分解する際はエネルギーを作り出すことができるのでただの分解ではなく”異化作用による代謝”になります。
まとめ
今回の記事を書いていて改めて思ったことが、
”ググったところで分からない”
ことがあまりにも多いことを痛感しています。インターネットで知りたい情報をいくらでも見ることができるにも関わらず、その情報を理解する”知識”がなければせっかくの情報も意味がないということを、このブログを書いていくことで改めて感じました。
しかし、ここで諦めずに少しずつでも知識が増えていくことで、その情報がどんなことを言っているのか?が分かるようになれば、理解も深まる上に間違った情報にも惑わされないことも出来るので、マイペースでも続けていきます。
このブログを書きだしたきっかけが”ソイエット”だったのですが、最近はソイエットに必要な知識ばかりなので、次回はソイエットも1年間継続してきたことで実際にDeNNKoが実践している方法を書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。