DeNNKoのソイエット日記

ソイエットを実践する過程で得た、知識、理論、心理を記録するブログ

ダイエットとソイエットの違い、やせる(太る)とは?

 

皆さん、オココ~。DeNNKoです。

 

今回は、ソイエットをわかりやすく紹介するために、ダイエットとの関係性と、その上でやせる(太る)とはどういうことなのか、書いていきます。

今までの記事にも書いていますが、ソイエットとは

 

太らないために実践するもの

 

で、ダイエットといえば皆さんもご存知の

 

やせるために実践するもの

 

ですよね。

dennko2017.hatenablog.com

で書かせてもらいましたが、ダイエットを実践する前に、「デブには先にやらなくてはいけない事があるんじゃない?」との考えから思いついたのが、ソイエットでした。

ここでは、もう少し具体的に2つの関係性を書いていきます。

 

 

ダイエット

上にも書いてありますが、”やせる”ためにどんなことを実践しているのか、具体的に書いていきます。

  • 食事制限
  • 適度な運動
  • 適度な睡眠

これをバランスよく実践することで、やせることが出来ます。

今現在、食事制限や運動、睡眠に特化したダイエットが無数にあります。その中には「〇〇だけダイエット」という名で、あたかも簡単で誰にでも出来ること、として紹介されているものばかりです。基本”楽してやせる”は現実的に不可能だと思っています。そんな方法が存在するなら、この世にデブなんて一人もいないはずですから。

このことについてはまた違う記事に詳しく書いていきたいので、ひとまずこのくらいで我慢しておきます。

 

ソイエット

では、ソイエットは”太らない”ためにどんなことを実践するのか、今までの記事を読んでくれていたら、薄々気付くかも知れませんが、

  • 食事制限
  • 適度な運動
  • 適度な睡眠

これをバランスよく実践することで、太らないことが出来ます。

「あれ?同じこと言ってない?」と思われた方、その通りです。ダイエットとソイエットは基本やることは同じです。では何が違うのか?再三言っているので、またかよと思はず聞いてください。それは

 

やせる”のが目的か、”太らない”のが目的か

 

この違いだけなんです。ではこの目的の違いが、どのような効果を及ぼすのかを書いていく前に、今まで散々使いながら詳しく説明してこなかった、やせる太るとはどういうことなのか先に書かせてください。

 

体重と体脂肪の違い

ここはとても重要です。しっかり覚えておいてください。

今の皆さんが思っているやせる(太る)とは

 

”体重が減る増える)”

 

事だという人がほとんどではないでしょうか?はっきり言います。これは間違いです

。結果だけ見れば、同じになるので皆さん勘違いしやすいのですが、本当は

 

体脂肪減る増える)”

 

ことです。では、体重と体脂肪の関係性を出来るだけわかりやすく説明していきます。

 

体重とは、皆さんも体重計に乗った際に見たことがある、”の全体のさ”を数値にしたものです。もう少しイメージしやすいように表すと、

 

脳+骨+内臓+筋肉+脂肪+皮膚=体重

 

こんな感じになり、体の重さを全て合計した数値が体重になります。

ですが、実際に人の体で増減があるのは、”筋肉”と”脂肪”がメインになります。そして体重を測定するだけでは、どちらがどれだけ減った(増えた)かわかりません。更に厳密にいうと、体に取り込んだ食べ物や飲み物、便や尿などもすべて”体重”に含まれます。その関係で、水太りなんて言葉がありますが、これは体重の増減でやせる(太る)を考えているせいで起こる、勘違いなんです。

そこで、今の体重計では体脂肪も測定できるものが増えていますよね?これから、体脂肪についても上の計算式で表してみます。

 

皮下脂肪+内臓脂肪=体脂肪

 

皆さんも名前くらいは聞いたことあると思いますが、脂肪と一言でいっても、種類はこの2種類になります。しかし、体重計に乗った際に測定できる体脂肪は、この二種類が一緒になった電気抵抗値などから数値を推定したものしか表示されません。俗に言う体脂肪率と呼ばれるものですが、この数値が意外と曖昧な測定の仕方になります。今回ですべて説明するには難しいので、体脂肪の詳しい記事はまた次回”知識”で書いていきますので、今はこの2つがあることを覚えてください。

 

簡単ですが、体重と体脂肪の違いは分かっていただけたでしょうか?体重とは、体全体の重さ(体脂肪も含む)で、体脂肪とは、皮下脂肪と内臓脂肪の重さです。

この事を踏まえて、やせる(太る)とはどういうことなのか説明します。

 

やせる(太る)とは

上にも書きましたが、重要なのでもう一度書きます。やせる(太る)とは

 

体脂肪減る増える)”

 

ことです。そして、何で今まで”やせる(太る)”なんて書き方をしていたのか、それはこの二つを一緒に考えることで、体脂肪をイメージしやすくなるからです。

そもそも、人はどうして太るのでしょうか?

dennko2017.hatenablog.com

でも触れていますが、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることで、体に余ったエネルギーを脂肪として蓄えることを、太ると言います。

皆さんも太るときは、ちゃんと体脂肪を考えられるのに、一旦やせるになると、体重を考えてしまいます。太る反対がやせるなら、消費エネルギーが摂取エネルギーを上回ることで、体に蓄えられた脂肪をエネルギーとして消費する事を、やせるというはずです。

では、なぜ体重を基準に考えてしまうのか?これはやせることを目的にすることによって起きる、危険な落とし穴だったんです。

 

やせることが目的の場合

 

皆さんも、ダイエットをやせるために実践したことがあると思いますが、なぜダイエットが続かないのか?リバウンドしてしまうのか?この原因は全てやせることを目的にしているからです。

 

太っているから、やせる為にするのは当然でしょ?

 

この考え自体は間違いではありません。しかし、ダイエットを実践する上で必ず陥ってしまう、とても危険な心理状態があります。それが、

 

やせ続けなければいけない

 

と言う、強迫観念の様な心理状態に陥てしまうことです。このことが上で書いた、体重を基準にしてしまう原因です。

では、なぜこの心理状態の人は、体重に囚われてしまうのか?その理由は数値が下がりやすいからです。もし、時間がある人はこのブログの

dennko2017.hatenablog.com

を見て下さい。自分の体重、体脂肪の変化を起床後、就寝前に測定しているのですが、一日の体重の変化よりも、体脂肪の方が数値としてとても不安定です。電気抵抗値などから数値を推定するため、やせ続けているかどうかは、非常に分かりにくいです。これは体脂肪の測定法上、どうしようもないことです。一方、体重は自分の重さを測定しているだけなので、ダイエットの成果が体重に反映されやすいため、体重ばかり気にしてしまいます。

この結果が、体重を減らすことだけに囚われて、無理な食事制限をしたり、努力して運動したり、好きなものを我慢したりする要因につながります。自分の頑張りが確実に結果として体重に現れ、それを励みにさらに頑張りすぎてしまう、ダイエット・ハイと言える状態になってしまうのです。

 

やせているなら、いいんじゃないの?

 

と思われがちですが、体重が減っているからといって、体脂肪が同じだけ減っているとは限らないからです。上にも書いたように、体脂肪が減って初めてやせているといえるので、もし体重がいくら減っても、体脂肪が減っていなければそれは、やせたとは言いません。これは少し大げさですが、これと同じようなことが、無理な食事制限が原因で起こります。そして、これがリバウンド、やせにくい体になる一番の要因です。

 

ダイエット・ハイの危険性

では、やせ続けなければいけないと思っている人がなる、ダイエット・ハイ。どうしてこの状態がいけないのか?とても危険なことなのか?書いていきます。

ダイエット・ハイになっている人は、ダイエットを頑張っている自分の体重が減っていくことを、当然のことだと錯覚します。しかし人間の体は、無理な食事制限による急激な摂取エネルギーの低下を感じると、生命の危機を感じ、エネルギーを消費しないようになっていきます。これがいわゆるダイエットの”停滞期”と呼ばれる現象です。

この現象は最悪な結果をもたらします。それが筋肉をエネルギーに変えてしまうことです。体の中で筋肉が一番エネルギーを消費する部分です。なので体は、タンパク質である筋肉をエネルギーに変換することで、”エネルギー不足””エネルギー消費を抑える”という2つの問題を一気に解決するのです。

しかし、これはダイエット・ハイの人には、最悪な状況です。今まで通り頑張っているのに、体重が減ってくれません。この原因は、筋肉をエネルギーに変えてしまうことで、基礎代謝が低下し今までの運動量では、同じ量のエネルギーを消費出来なくなったからです。その上、栄養素も不足しているため、体は満身創痍の状態です。

このことが原因でダイエット・ハイの人は、こんなことを思います。

 

こんなに頑張っているのに、どうしてやせないの?

こんなにつらいのに、なぜやせないの?

 

こう思うのは、当然です。今までの頑張りに結果がついて来ないのですから・・・。そして、これをきっかけに挫折した人は、いっぱいいると思います。しかし、ダイエット・ハイの代償はこれだけでは終わりません。更に危険な状態へと進行していきます。

 

ここでダイエットをあきらめた人は、今までのストレスも相まって、今まで以上に食事量が増えてしまうのです。

 

dennko2017.hatenablog.com

上の記事で書きましたが、もし太る習慣のままであれば、更なる悪循環に陥ります。一度生命の危機を感じた体は、摂取エネルギーが今まで通りに戻ったとしても、いつ同じことが起こるかわからないと思い、ダイエット・ハイになる前よりも、エネルギーを蓄えやすくなっているのです。これが”リバウンド”に繋がります。

更にダイエット・ハイの影響で、筋肉量も低下しています。そのため、今までと同じ食事量だとしても、消費エネルギーが減っているため、太りやすく・やせにくい体質へと変貌してしまうのです。

これが、皆さんがダイエットとリバウンドを繰り返す要因です。 

 

太らないのが目的の場合

これについては、

dennko2017.hatenablog.com

でほとんど書いてありますが、要点だけ書くと、

  • やせるよりハードルが低い
  • つらくない。
  • 簡単に実践できる。
  • 食べたいものを食べられる。

と、だいぶ調子のいいことしか書いていませんが、ソイエットはあくまでダイエットの準備段階として考えています。まず”現状維持”も出来ないようでは、やせるにはまだ早いというのが、ソイエットの原点です。なので、この考え方を実践することで、上で書いたダイエット・ハイのような、無理・努力・我慢をしようとは思わないです。

さらに、ソイエットを実践していく中で、太らないことを”続けていく”方法を理解し、身をもって実践していくことで、やせるため何を実践し、どう続けていくのかその方法も考えることが出来るようになります。

要は、これ以上太らないようにできれば、あとはやせるだけだということです。

 

まとめ

 

今回の記事を読んで、やせる・太るとはどういうことなのか、やせるにはどうすればいいのか、やせる前に何をすればいいのかを理解してもらえれば、ソイエットについてさらに知識を深めてもらえたと思います。

次回は、今回書けなかった体脂肪について書いていきたいと思います。

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。