DeNNKoのソイエット日記

ソイエットを実践する過程で得た、知識、理論、心理を記録するブログ

食事時間制限法とは?その1

 

皆さん、オココ~。DeNNKoです。

 

今回は前回の記事で触れた食事時間制限法について、書いていきたいと思います。漢字ばっかりで難しく思われるかもしれませんが、方法自体はいたって簡単です。しかし、正しい知識とやり方を理解していないと、逆効果になる可能性もありますので、ちゃんとついて来て下さい。

 

皆さんも、食事制限という言葉は知っていると思いますが、食事時間制限法とは、単純に食事の量を時間制限する方です。一般的にやせる為に行う食事制限は、食べる量やエネルギー量の多い栄養素や食材・食品を、減らしたり置き換えてりして、摂取エネルギー量を減らそうとするものです。しかしこの方法には、色々と問題点が多いため続けるとなると、難しくなっていきます。

では、ここで食事制限と食事時間制限法を比較して、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

 

 

食事制限

今、ダイエットに関連する商品はものすごくたくさんあります。やせるのが目的のものから、健康を謳うものまであり、日本では特定保健用食品(トクホ)が話題になっていますが、そもそもどんな効果が期待できるのか?大まかな分類に分けて、食事制限との関係性を説明していきます。

出来れば、この記事を読む前に

 

dennko2017.hatenablog.com

で書いてある、脂肪を蓄えるメカニズムを読んでもらえると、この先の内容も分かり易くなるので、ぜひ読んでみて下さい。では、本題に移ります。

 

エネルギー量(カロリー)を減らす

これに関する商品は、ダイエット食品の中で一番商品数が多いと思います。カロリーオフや0カロリーなどを宣伝しているCMもいくつか見たことがありますが、実際にはどうやってカロリーを減らしているのでしょうか?

0カロリーなどと宣伝している商品は、糖質(砂糖)を使っていない、減らしているものがほとんどです。主に砂糖を多く使う、ジュースやゼリー、アメやガム、ヨーグルトやスイーツなど、最近ではお酒にも0カロリーの商品が出てきています。

これらの商品はどうやって糖質(砂糖)を減らしているのか?それは、”人工甘味料糖質(砂糖)の代わりに使うことで、エネルギー量を減らす方法です。人工甘味料と一言で言っても、二種類あり天然甘味料と”合成甘味料があります。ここら辺は、まだしっかり理解しているわけではないので、詳しい記事はまた後日書いていきますが、この人工甘味料がどういうものか簡単に説明していきます。

よくこの人工甘味料は、砂糖の何百倍の甘みがある。なんて聞いたことがあると思いますが、これはどういう事かというと、人工甘味料によって、舌が砂糖何百倍の甘さを感じることが出来るからなんです。簡単に言うと甘味しかないものなので、糖質(砂糖)に比べると少ない量で甘みを感じられることが出来るため、エネルギー量を減らせるという考え方です。なぜ、人工甘味料が甘みを与えるのかは、自分には難しすぎてさっぱりでしたが、もし興味があったら自分で調べてみて下さい。

人工甘味料を使えば、甘い物をいくら食べても太らない魔法だと、勘違いされるかもしれませんが、そんなおいしい話があるわけありません。ではここで、人工甘味料落とし穴について説明します。

 

人工甘味料の落とし穴

人工甘味料の中でも、特に問題視されているのが上で書いた合成甘味料です。そもそも合成甘味料とは、人為的に化学合成された甘みのある物質のことなんですが、この合成甘味料の中には、人体に悪影響を及ぼす可能性がある成分のものがあります。具体的な成分は今回省きますが、人体への影響を書いていきます。

  • 血糖値は上がらないのに、インスリンは分泌される。
  • 味覚が鈍くなる。
  • 強い依存性がある。

本来はブドウ糖が血中に増えることで分泌されるインスリンが、人工甘味料でも分泌されてしまいます。もし、食事をしながら0カロリージュースを飲んでいたら、食事で摂ったブドウ糖が0カロリージュースを飲んでいない時よりも、インスリンが分泌されているため余計に脂肪として蓄えられてしまうのです。この影響で、血糖値が下がりすぎてしまい、余分な栄養素を摂取することになります。これは前の記事に書いたよく嚙まずに早食いした時と同じ現象が起きています。デブが0カロリージュースを飲みながら食事をしてしまったら・・・考えれば皆さんも分かりますよね?

味覚が鈍くなる理由は0カロリーと言う言葉が関係してきます。皆さんも0カロリーならいくら飲んでも、いくら食べても大丈夫だと錯覚していませんか?その勘違いが、大量の人工甘味料を摂取する原因になり、上で書いたような砂糖の何百倍も甘く感じるものを大量に摂取すれば、普通の砂糖では物足りなく感じてしまうのは当然ですよね。

更に、人工甘味料が脳にも影響を与え、甘味依存症に陥ってしまうのです。こうなってしまうと、アルコールや覚せい剤と同じような中毒性が生まれ、人工甘味料なしではいられなくなってしまいます。

皆さんは、何のために0カロリー・カロリーオフの食品を選んでいますか?ほとんどの人は太りたくないけど、甘いものは食べたいと言う欲求だと思います。その欲求に、商品を売りたい人たちがつけ込んで、その甘い誘惑にデブが翻弄された結果、太ることより更に重い代償を払うことになっているかもしれません。

どうしてこんな結果を招いていまうのか、それはデブ脳が原因だからです。このことについては”心理”でしっかり書くので、次回をお楽しみに!!

 

食事量を減らす

これは単純に、いつも食べている食物の量を物理的に減らす方法や、胃を膨らますような商品を摂取することで、満腹感をサポートする方法などがあります。炭酸水にもこの効果があると言いますが、正直な感想ですがこの方法はオススメ出来ません。

まず最初に、物理的に食事量を減らすとは、今話題の糖質制限などでも行われていると思います。ある特定の栄養素を摂らなかったり、三大栄養素を減らしたり、色々な方法がありますが、これは正しい知識や手段を知っていても、実践するのは至難の業です。何故なら、まず第一に空腹感との戦いです。食事量を制限してしまうため、必要な栄養素が不足してしまいます。特にやせる為には、糖質を減らす必要があると思うかも知れませんが、

 

dennko2017.hatenablog.com

で書いたように、やせるとは体脂肪を減らすことであり、体脂肪は有酸素運動でなければ燃焼されません。

 

dennko2017.hatenablog.com

更に、無理な食事制限は筋肉を減少させる原因にもなります。なので、某プライベートジムの様な徹底した食事管理と適切なトレーニングを実践出来るのなら、簡単にやせることが出来ると思います。しかし、それが個人では出来ないから、皆さん高いお金を払ってまでそこを利用しているのです。

 もう一つの満腹感をサポートする商品を使った場合ですが、これも理論は一緒で方法が違うだけです。食事を摂る前にこの商品を飲むことで、胃を膨張させて食事量を減らす方法です。このことで、食べたくても食べられなくなって、食事量を制限できるのですが、これも必要な栄養素が不足してしまいます。そのうえ商品を買うお金もかかっています。

そして”炭酸水”も同じ効果があり、更に健康に良いと謳うサイトが多数存在しますが、これは”水素水”と同じ匂いがします。水素水については、ぜひ下の記事を読んでみて下さい。

 

dennko2017.hatenablog.com

 

炭酸水の効果と疑問点

炭酸水とは、二酸化炭素のガスを水に溶け込ませたものを言います。デブが大好物の炭酸飲料も炭酸ガスを溶け込ませていますが、炭酸水でなければ、効果はないそうです。そして、炭酸水を飲んだり、肌に浴びることで体内に二酸化炭素が吸収されて、血液中を流れている酸素と結合したヘモグロビンに二酸化炭素が結合することで、元々結合していた酸素が血液中に解き放たれて、血行促進に繋がると言う理論です。

更に、二酸化炭素が血液中に取りこまれたことで酸素不足になり、より多くの酸素を取り込むため、血管が広がり血流が良くなります。その効果で血液中の老廃物が排出されることで、肩こり・腰痛・筋肉疲労・高血圧・冷え性などに効果があるそうです。他にも効果を挙げるときりがないので、これくらいにしておきます。

その上血液中の二酸化炭素はただの二酸化炭素ではなく、重炭酸イオン(炭酸水素イオン)で、活性酸素の働きを妨げ、血液をアルカリ性にしてくれるそうです。

今回は炭酸水を飲んだ時の疑問点について書いていきます。炭酸ガスを含んだ温泉などの効能があるかないかは、自分には分からないので体内のことだけで考えていきます。

  1. 二酸化炭素がなぜ取り込まれるのか?
  2. なぜ酸素と結合しているヘモグロビンが二酸化炭素と結合するのか?
  3. 酸素は単体で血液中に存在できるのか?
  4. 重炭酸イオン(炭酸水素イオン)だけを取りこむ理由と”活性酸素”の関係性
  5. 体内の二酸化炭素濃度は上がらないのか?

箇条書きで疑問点を書きましたが、順番通りに考察を書いていきます。

1番はそもそも二酸化炭素を取りこむ理由が分かりません。体にとって不要なものをわざわざ吸収する理由が分かりません。百歩譲って取りこんだとして、なぜ炭酸水は効果があって、炭酸飲料には効果がないのか、その違いが分かりません。

 

酸素の行方

2番は1番が可能だった場合で考えますが、なぜわざわざ肺から取りこんだ必要な酸素を細胞に届ける寸前に解離(放す)して、不必要な二酸化炭素と結合するのか?更に3番も関わってくるのですが、前の記事で水素水の時のも書いた、酸素は水に溶けにくいという性質のため、わざわざヘモグロビンを使って血液(液体)の中でも酸素(気体)を細胞に運べるようにしているのに、二酸化炭素とヘモグロビンが結合したために、血液(液体)にそのままの”水に溶けにくい”酸素(気体)が解き放たれたら、どうなるのか?

皆さんも刑事ドラマの殺害方法で、注射器で血管に直接空気を入れて殺してしまうというのを見たことや、聞いたことはありませんか?実際にこの方法で人間は、色んな場所で空気が血液の流れを塞いでしまう(空気塞栓症)ことで、死んでしまうんです。ですが、空気の場合は血液に溶け込むので、結構な量を注射されない限り、そんなことにはなりません。

しかし、これが水に溶けにくい酸素(気体)だけが、血液中に増えていけばどうなるのでしょうか?そもそもそんな危険を冒してまで、二酸化炭素を取り込み酸素を解き放つことが、人間の体に必要なのでしょうか?

これに関連して、4番を飛ばして5番に触れますが、肺でも二酸化炭素は取り込まないのに、炭酸水で二酸化炭素を体内に取り込んでしまったら、細胞から排出される二酸化炭素と合わせて、体内の二酸化炭素濃度が増えすぎてしまい、体に悪影響を与えてしまわないのか?

更に、水素水でも登場した活性酸素が、炭酸水でも出てきました。4番に関しては、何を言っているのかさっぱり分からないのですが、自分なりに解釈してみます。人間の体内で酸素を使うと、その副産物として二酸化炭素が出来ます。二酸化炭素は水素水の記事にも書いた通り水に溶けやすいので、酸素のように、ヘモグロビンが無くても直接血液に溶け込むことが出来ます。しかし、皆さんも今回、散々炭酸水の話をしているので、二酸化炭素が液体に溶けるとどうなるかわかりますよね?そうです、炭酸水のような泡が出来てしまうんです。でも、皆さんの体の中がシュワシュワなんてしませんよね?ここにからくりがあって、重炭酸イオンが関わって来ます。

 

重炭酸イオンと水素イオンの必要性

人間の体内では、二酸化炭素が血液に溶け込むことで、気泡(炭酸ガス)が出ないために、ある2つのことをします。まず最初に二酸化炭素をイオンに分解します。分解すると、二酸化炭素重炭酸イオン水素イオンに分かれます。この2つは、元々1つのものを無理やり2つに分けているので、一緒にしておくとすぐに元通りになってしまいます。そのために、もう1つは重炭酸イオンと水素イオンを隔離することです。そもそも、この二酸化炭素をイオンに分解する場所が赤血球になります。その赤血球で分解された重炭酸イオンと水素イオンを隔離するために、重炭酸イオンを赤血球から追い出します。こうすることで、2つのイオンを隔離して、気泡が出ないようにします。

実は、二酸化炭素にはたんぱく質に結合する性質もあって、少ないですがヘモグロビンなどに結合します。本来はもう少し複雑なんですが、分かるとこだけざっと書きました。そして、ここからが本題の活性酸素について書いていきます。

水素水の原理は、体に水素イオンを取り込むことで、活性酸素とくっつけて水に変化させて、活性酸素を除去しようとするものです。水素と酸素の化学反応で水になる理論は科学的ですが、水素を水に溶け込ませる所と体内に取り込む所が、不確かでした。

炭酸水にもこの水素イオンが出てきましたね?そうです、二酸化炭素を重炭酸イオンと分けた時に出来た水素イオンを活性酸素とくっつけて、除去しようと言う理論です。水素水に比べたら、すでに体内にちゃんと水素イオンがあるなら可能じゃないの?なんて騙されないで下さい。この水素イオンにはそんな事をするよりも重要な役割があるからです。それが体の酸性アルカリ性を調節することです。

 

水素イオン濃度の調整

人間の体の中も、酸性になったりアルカリ性になります。どうしてこうなるかというと、重酸素イオンと水素イオンが体内にどれだけあるかで変わるからです。なので、酸性の強さを表す単位pH(ペーハー)を使って、体内がどちらに偏っているのかを表します。pHの数値が小さいと体内は酸性に偏っていることになり、pHの数値が大きいと体内はアルカリ性に偏っていることになります。

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なので、体内を酸性にする役割を水素イオンアルカリ性にする役割を重炭酸イオンが担っていて、この2つがバランスを保つことで、体内をpH7.35~pH7.45のアルカリ性に保つことが出来るのです。分かり易いように、体内を酸性にする水素イオンを基準に考えた水素イオン濃度で体内の酸の強さを考えていきます。なぜ水素イオンを基準にするかと言うと、人間の体は常に酸性に偏る傾向にあるため、水素イオンを基準に重酸素イオンの増減で酸性の強さを調節しているからです。

体内の水素イオン濃度が高くなる(重酸素イオン濃度が低くなる)と、pHの値が小さくなります。これは酸性に偏っていることになるので、体内では重酸素イオンを増やして、水素イオン濃度を低くしようとします。実際の体では、水素イオンと重酸素イオンがくっついて二酸化炭素に戻して、肺から排出することで、体を弱アルカリ性に調節します。

更に、今まで書いてきた根本を覆す衝撃の方法で、体を弱アルカリ性にする方法を取ります。それが、

 

腎臓で水素イオンを尿として排出する

 

という方法です。今回の記事を書く際に、これを知って衝撃を受けました。わざわざ、水素水や炭酸水を摂取してまで、体内に取り込もうとしている水素イオンを、尿として排出してしまっていたのですから・・・。

自分は医者でも看護師でもありません。すべて独学でGoogle先生に教わっているだけなので、もしかしたら間違った解釈をしてしまっているのかもしれません。しかし、活性酸素を除去するために水素イオンが必要なら、尿で排出する前に水素イオンを使うことは自然なことではないのでしょうか?だいぶ大雑把ですが、これらのことを考慮して、水素水・炭酸水についての結論を書いていきたいと思います。

 

水素水と炭酸水の正体

水素水・炭酸水を飲むことで、ちゃんと体内に水素・二酸化炭素を吸収出来るのかは、現在の自分でも解明することは出来ませんでした。なので、今回は吸収出来ると仮定して書き進めてきましたが、それでも今回書いたことを踏まえると、活性酸素を除去出来ているとは思えません。そもそも活性酸素を除去することにこだわっていますが、以前書いたように、体内の酸素の約2%しかない活性酸素が、体に悪影響を与える原因も、科学的に実証されているわけではありません。こんな状況であたかも、活性酸素が万病のもとで、それを除去できる水素水と炭酸水は素晴らしいものだと謳っていること自体が、疑いを持った一番の理由です。

なので、ソイエットでは水素水と炭酸水は取り入れません。今現在飲まれている方がいらっしゃれば、今一度なぜそれを飲んでいるのか、考える機会になってくれれば幸いです。

 

まとめ

あまりにも脱線したせいで、今回書くつもりだった食事時間制限法にたどり着けませんでした、ごめんなさい・・・。二回に分かれますが、次回は食事制限のあとひとつ、食事を置き換えるを書いてから、食事時間制限法と比べていきたいと思います。

 

長いのを最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。