皆さん、オココ~。DeNNKoです。
今回はソイエットから少し離れて、社会で問題になっている”受動喫煙”について、DeNNKoなりの見解を書きたくて、この記事を書き始めました。自分は世にいう”嫌煙家”になるので、最近の禁煙への流れは賛成なんですが、そもそも
「どうしてたばこを吸うのか?」
ここが理解出来ないので、愛煙家と嫌煙家は分かり合えないのだと思います。そこで今回の記事ではたばこを好き嫌いではなく、
「喫煙とは何なのか?」
その理由や、よく言われるメリットやデメリットから、社会はどのように対策をとるべきなのか?嫌煙家のDeNNKoが書いていきます。
たばことは
今の日本で”たばこ”というと
”紙巻きたばこ”
のことを言います。コンビニなどで販売しているたばこは全てこの”紙巻きたばこ”になります。そして、この”紙巻きたばこ”という言葉からも分かるように、
”タバコの葉を紙で巻いたもの”
になります。このことからも、たばことは
”植物の名称”
になり、たばこはナス科タバコ属の多年草のことを指します。なので、たばこという植物の葉を紙で巻いたものを日本では総称してたばこと捉えています。
主にたばこの葉は、乾燥・発酵させた状態のもので、それに火をつけて煙を吸う行為を”喫煙”と言います。日本では少ないですが、喫煙の方法としては
- 葉巻
- パイプ
- 水パイプ
などの種類があり、これは全て煙を吸うためのものなので、喫煙になります。他には直接たばこの葉を噛む”噛みたばこ”という方法もあります。最近では”電子たばこ”という方法も増えてきましたが、そもそもこれらの方法を使って、たばこの葉から何を得ているのでしょうか?
喫煙の目的
上の記事で書いたように、喫煙とは
”たばこの葉に火をつけて煙を喫(す)う行為”
のことをいいますが、このたばこの葉の煙を吸うことで、何が体内に取りいれられるのか?主な成分としては、
”ニコチン”
を摂取するために喫煙をしています。他にはタールや一酸化炭素など体に有毒だとされる成分が多種多様に含まれています。ですが、これだけ体に悪影響だと言われながら、なぜ喫煙をしてニコチンを摂取しているのか?その理由を書いていきます。
ニコチンの効果
ニコチンを体内に摂取することで、体にどのような効果があるのでしょうかGoogle先生に聞いたところ、
などがありました。確かに、素晴らしい効果をいくつも得ることが出来るニコチンですが、ニコチンには更なる一面があり、それが問題視されています。
ニコチンの問題点
上でニコチンにはいくつも効果的な部分があると書きましたが、その代償としてニコチンにはこんな問題点があります。それが、
”依存性”
です。この言葉は、アルコールや大麻、覚せい剤などの話の時にも聞いたことがあると思いますが、ある成分が体や脳に影響を及ぼすことで、自分の意志ではやめるとこが出来ない状態をもたらす物を”依存性がある”と言います。
よく”中毒”と勘違いされやすいですが、中毒はその成分を過剰に摂取してしまった結果、体や脳の正常な機能を阻害された状態をいいます。なので、普段たばこを吸っていてニコチン依存症の人が、普段より多くのたばこを吸うことでニコチンを過剰に摂取していまい、ニコチン中毒になってしまうというように、依存と中毒はお互いに密接しているので勘違いしやすいですが、結果は全く違うのでしっかり覚えて下さい。
たばこの問題点
喫煙とは、たばこに火をつけて煙を喫う行為で、その目的はニコチンを摂取することだと書きました。そして、そのニコチンには色々なメリットがあり、デメリットは依存性だと書きました。正直に言うと、ニコチン自体はそこまで危険なものではないと思っています。DeNNKoの感覚ですが、自分としては”カフェイン”と同じだと思います。確かに、カフェインにも依存性も中毒性もありますが、皆さんもコーヒーやコーラ、緑茶やウーロン茶、栄養ドリンクなどで摂取したことはあるのではないのでしょか?最近では、カフェインレスの商品も増えていますが、眠気覚ましにコーヒーを飲むのはカフェインの効果を得る為であり、医療では鎮静剤などにも使われています。更に言うと”アルコール”も同じです。アルコールにも依存性も中毒性もありますが、皆さんは酔うことで、ストレスを発散していると思います。
このことからも、ニコチンにストレスを発散する効果があるなら、摂取すること自体を禁止することは間違っているのです。ここで、DeNNKoが言いたいことは、
”たばこを吸うことが問題だ”
ということです。ではこれからたばこの問題点をしっかり理解してから、受動喫煙について書いていきます。
タールとは
ヤニ(植物樹脂)ともいわれるこの”タール”とは、植物や石炭(たばこの場合は葉っぱ)を燃やすことで出る煙に含まれている油状の液体です。元々は液体ですが、燃やされることで熱で分解され、気体になって煙の臭いの原因や、肺や歯、部屋の壁などが黄ばむ原因がこのタールです。
更に、このタールには多くの有害物質が含まれていることが原因で、肺がんや咽頭がんになってしまうと言われます。今回の受動喫煙について考える上で、このタールが今回の問題の根本だとDeNNKoは考えています。たばこには他にも、体に悪影響を与える物質が含まれているようですが、正直思うことは
”受動喫煙の議論は主旨を間違えている”
ということです。この記事を書くために、色々なたばこに関する記事を読みましたが、愛煙家側も嫌煙家側の記事の両方に共通するところがあります。それは、
”体への影響を議論している”
という点です。どの記事を読んでも結果は”たばこは体に良い”か”たばこは体に悪い”の二択になっています。この原因は
で書いた”善悪二元論”にあります。これについては、上の記事をぜひ読んでみて下さい。今回の記事では、たばこが体に及ぼす影響は無視して、愛煙家と嫌煙家のそれぞれの主張を軸に考えていきます。
愛煙家の主張
正直に言うと、自分は吸ったことがないのでなぜたばこが吸いたいのか?は推測するしかないのですが、今までの記事を踏まえてたばこを吸う理由を箇条書きで書きます。
- ストレス発散
- 口唇欲求の解消
- かっこつけたい
他にも色々あると思いますが、DeNNKoの独断と偏見でこの3つになりました。上のニコチンの記事でも書きましたが、たばこを吸ってニコチンを摂取することで仕事の効率が上がるのも、イライラなどのストレスをたばこを吸うことで、発散することが目的です。
口唇欲求とは誰にでもある欲求で、赤ちゃんがおしゃぶりをするのと同じ目的で、口に何かを含んでいたいという欲求です。さすがに、大人がおしゃぶりをしているとかっこが悪いので、たばこを吸っているのです。
喫煙のきっかけ
最後のかっこつけたいは、今まで触れなかった”喫煙するきっかけ”の一因です。たばこを吸う理由は様々なので、一概には言えませんが少なからず未成年が喫煙をする理由が、
”大人への憧れ・反抗”
だと思います。この2つは全く正反対のことだと思われかも知れませんが、この考え方には共通の心理状態が作用しています。それが、
”子供は大人より劣っている”
という心理状態です。そのことで、早く大人になりたいと思い、大人の真似をしようとすることが、喫煙につながります。更に、自分をいつまでも劣っている子供として扱われることに反発するため、大人に認められたいがために大人と対等になろうとして喫煙するのです。他には興味本位や他人の勧めなど様々ですが、喫煙自体は体に必要は栄養素を摂取できるわけではないので、たばこは”嗜好品”と呼ばれます。
この考え方は
で書いてあるので、読んでみて下さい。
嫌煙家の主張
簡単にですが、愛煙家の主張を書きましたが、DeNNkoが考えるたばこを嫌う理由は1つだけです。それは、
”くさいから”
これだけです。世間の嫌煙家の皆さんは、もっといろんな理由があると思いますが、自分が一番嫌いな理由はこれだけです。体への悪影響や胎児への影響など、色々なことを議題に挙げますが、そもそもの根本はこの”臭い”にあるのではないでしょうか?
DeNNKoにとってたばこを目の前で吸われるということは、
”顔の前でおならをされることより嫌い”
なことです。同じ空間にいるだけで、たばこの臭いが髪や服についてしまうので、くさいだけのおならよりたちが悪いです。その上、たばこを吸っている本人はその煙をフィルター越しに吸っているのが許せません。そんなに煙が吸いたなら、火がついている方から出ている煙を、自分の口に入れて吸って欲しいくらいです。
更に、分煙もしていない飲食店で食事をしていると、自分が食事をしている横で、食事を終えた愛煙家が喫煙を始めると、その煙でせっかくの食事は最悪のものになります。そのお店の味は好きですが、喫煙できるお店なので、行くことはほぼありません。
それくらいたばこの煙を嫌っている人がいるというとこを知ってほしいです。
愛煙家が差別される理由
世界が禁煙の流れにあるのは、今の日本でも感じることが出来ますが、それと愛煙家を排除することはまったくの別問題です。喫煙するのもその人の自由です。その自由を一方的に奪うことは、あってはいけないことです。では、なぜ愛煙家はここまで嫌われてしまったのか?その理由を考えてみます。
愛煙家からすれば、今まで出来ていたことが出来なくなるので、不便なのかも知れませんが、逆をいえば嫌煙家は最近になって、やっと我慢せず生活が出来るようになってきたのです。
これから、DeNNKoが考える愛煙家が差別される理由を書いていきます。
マナーが向上しない
これは全ての愛煙家がそうであるというわけではありませんが、残念のことに未だに路上喫煙や吸い殻のポイ捨て、携帯灰皿の所持が徹底されているとは言えません。マナーと一括りにしていること自体も問題なのかもしれませんが、愛煙家はたばこを吸う権利を主張します前に、ちゃんと義務を果たす必要があると思います。
嫌煙家が増えた
これは、愛煙家が減ったというよりも、嫌煙家が増えたことで愛煙家の風当たりが強くなっているということです。そして、今の世間の流れは嫌煙家が善で、愛煙家が悪だというイメージが強くなっています。この考え方は、上でも書いた体への影響を基準に考えていることによる間違った認識です。愛煙家にどんなにたばこが体に悪いかを説いたところで、自分の意志で吸っているのでその方法ではこの問題は解決できません。
自己中心的な考え方
これも個人差がありますが、自分のストレスを発散するための喫煙が、他者に与える影響を考慮出来ない人が愛煙家には多い傾向があります。自分が吸いたいから吸っているだけで、誰にも迷惑はかけていないと思っているのではないでしゅうか?
禁煙の流れに反論する愛煙家の言い分で、よく出るのが
”たばこ税を納めている”
というのもです。あたかも、人より多く税金を納める義務を果たしているのだから、たばこを吸う権利があると言いたいのだと思います。もし、この理論を適用するなら、税金を納めたのはあくまで”たばこを所持する”ために収めたもので、喫煙する権利を主張するには、他者に配慮する義務を果たす必要があるのです。
ここをしっかり理解できていない人がいるということが、愛煙家が差別されてしまう要因になっています。
政府の対応
これが今一番の問題です。ここがはっきりしないことが、愛煙家と嫌煙家がいがみ合っている原因です。この問題の解決方法として挙がっているのが、
”原則として禁煙”
というものです。この考え方は正しいですが、解決手段ではありません。更に、こうすることで外食産業が損害を伴うと主張していますが、これも捉え方を間違えています。今、受動喫煙の対策として分煙が行われていますが、これでは不十分です。その上、喫煙場所の設置箇所にも問題があります。
これらの理由は、愛煙家を差別していい口実ではありません。お互いの立場をしっかり理解したところで、具体的な解決手段を書いていきます。
受動喫煙の解決手段
では、今までのことを踏まえて受動喫煙の問題をどう解決していけばいいのか?書いていきます。上で触れたようにまず大事なことが、
”原則禁煙”
にすることです。未だに日本は、喫煙することが当たり前になっているので、嫌煙家が不満を漏らしています。その不満を解消しようとすると、愛煙家を排除するという結果になってしまうのです。そこで、基本を禁煙にすることで、今のような不当な愛煙家の圧力をなくすことが出来ます。なぜなら、今の考え方は
”喫煙出来る場所を分煙している”
というものです。それは、今まで喫煙出来ていた所を禁煙にしているという認識だからです。しかし、現在の喫煙率は全体の20%ほどです。その20%に標準を合わせていれば、他の80%が文句を言うのは当然だと思いますが、かと言ってその20%を排除することが、正しい解決手段ではありません。
喫煙禁止法を制定する
そこで必要なのが、
”禁煙を基準にする”
ことです。そこで、まず最初に行うことは
”許可する場所以外の喫煙を禁止する”
ことです。この場合の許可する場所とは、国が定めた規定を満たした”室内”に限定されるため、野外や住居も禁止対象です。今までは条例などでしか禁止していませんが、ここをしっかり法律で禁止します。こうすることで、喫煙が他人に被害を与える重大な行為だと認識させます。
更に、住居でも喫煙を禁止することで、ベランダも野外での喫煙に該当するので、隣人問題も解決できます。もし、住居でも喫煙をしたいなら、住居を国が定めた規定を満たすことで、”室内”での喫煙を許可することが出来ます。そもそも、自分の部屋が黄ばむのを防ぐためにべランダで喫煙するという理論が間違っているのです。賃貸の場合でも、喫煙専用のアパートやマンションを設けることで、喫煙者同士なら喫煙での問題は起こりにくくなります。
これは飲食店にも適用されます。こうすることで、外食が変わります。それは、
”分煙の廃止”
です。この法律が制定されることで、基本が禁煙なので分煙する必要がなくなります。現在の国の対策は”喫煙所”を設けることを進めているようですが、これは現実的ではありません。今、喫煙を可能にしている店舗で喫煙所を設置することに、まず意味がないからです。禁煙に反対している飲食店は、喫煙が出来る状態で商品を提供することに意味があるからです。
デブのDeNNkoが”たばこ”を”コーラ”に例えてみます。今の国の対策では、ハンバーガーとフライドポテトは店内で食べていいが、コーラは決められた場所でしか飲むことが出来ないようにするといっているのです。それでは、コーラを飲む意味がありません。ハンバーガーやフライドポテトと一緒に飲むからおいしいので、食べ終わってから飲むだけでは、物足りなく感じます。
たばこも、食事の場合は愛煙家の皆さんは食後に喫煙することが多いと思いますが、飲食店側が懸念しているのは、”飲酒”の場合です。愛煙家がすべて飲酒するわけではありませんが、居酒屋などで飲酒をしながら喫煙するのが今の当たり前です。これを喫煙所でしか喫煙が出来なくなると、飲酒をしていても喫煙のたびに喫煙所に移動しなければならなくなるのです。上で例えたように、一緒に飲むからおいしいコーラを飲めなくなることと、お酒と一緒に吸うからおいしいたばこが吸えなくなることは、意味がありませんし、そこを飲食業界も懸念しているのです。この問題は居酒屋だけでなく、喫茶店にもおこります。コーヒーを飲みながら喫煙することに意味があるからです。
喫煙禁止法の規定
そこで喫煙禁止法では、喫煙を許可できる場所の条件と禁止事項を定めます。それが、
- 出入り口は室内と室外の間に1m以上の空間を設けること
- 室内の空気を室外に排出する際は、有害物質を除去する装置を設けること
- 2を満たすため、住居での窓は開閉禁止とする。ただし、ベランダなどの室外に出る場合は1を適用すること。
- たばこは喫煙が許可できる場所でしか購入できないこと
- 喫煙が許可できる場所だと明確に表示すること
- 喫煙が許可できる場所では、年齢確認をしなければいけないこと
- 喫煙が許可できる場所以外でのたばこの所持を禁止すること
- 喫煙が許可できる場所以外での喫煙を禁止すること
大体ですが、今の自分が思いつく条件を書きました。この条件を満たしていれば、喫煙をすることは可能です。それ以外の場所はすべて禁煙になります。この条件では、喫煙所をつくることしか出来ないと思われるかもしれませんが、捉え方としては
”喫煙所の中で飲食店を営業する”
という発想です。これは、飲食店に問わず今までの喫煙所もそのまま使えます。要は、喫煙をさせたい飲食店は店全体を喫煙所と同じ設備を整える必要があるというものです。更に、住居での喫煙もこの設備が整っていれば、喫煙は可能ですが住みづらくなってしまうかもしれません。
喫煙禁止法の効果
こうすることで、まず禁煙と喫煙をしっかり二分化させます。喫煙側ばかりが規制されていますが、そもそも禁煙側は喫煙側に何の迷惑をかけていないので、禁煙側に迷惑をかけている喫煙側を規制することは当然のことです。少なからず、喫煙を完全禁止するものではないことは理解してください。
二分化をすることで、嫌煙家の隣で喫煙する機会がなくなるので、愛煙家と嫌煙家のトラブルを解消できます。更に、野外での喫煙を完全禁止にすることで、今までに問題になっている
- 歩きたばこ
- 路上喫煙
- 受動喫煙
- ポイ捨て
をなくすことができます。そのほかにも、たばこの販売を規制するので、コンビニや自動販売機でのたばこの販売を禁止します。そうすることで、未成年の喫煙を防止することが、未来の喫煙者の減少に効果を発揮します。逆に、町のたばこ屋さんは喫煙設備を整えることで、たばこの販売兼喫煙所を担うことで、愛煙家の喫煙所問題も解消できるのです。
更に、喫煙可能な店舗や喫煙所へ入るには、年齢を確認する義務があるので、今あるシステムを使うなら、顔写真付きのマイナンバーカードを読み込むことで、未成年の利用を防止することが出来ます。なので、たばこ自体が喫煙可能な場所でしか買えないので、更なる防止になるのです。
喫煙禁止法の問題点
ここで問題になるのが、喫煙可能な条件を満たす施設費用です。実際に、どれほどの装備が必要で、いくらかかるのかはDeNNkoにはわかりません。ですが、そこまでの投資をしてまで、喫煙可能にする意味があるのかを飲食店側にも考える、いい機会だと思います。居酒屋などはこの設備を設置する意味はあるでしょうが、正直なところ禁煙の居酒屋の方が今は需要があると思います。外でお酒は飲みたいけど、たばこくさいから家で飲んでいる人も、少なくはないと思います。
もう一つの問題が、住居での喫煙です。これも施設費用がかかりますが、それ以前にたばこの所持をどのように許可するか?ここが解決していません。たばこの販売を規制しているうえに、喫煙所以外のたばこの所持を禁止しているので、住居にたばこを持ち込む方法が今の段階ではありません。今考えられる手段としては、たばこの定期販売です。イメージしやすいのは、最近増えているウォーターサーバーのサービス方法です。たばこの販売を許可されている企業または店舗が、定期購入者の住居に直接配達に行くシステムです。こうすることで、販売の許可を受けているものがたばこを所持することで、喫煙所以外での所持を限定することできます。そこで、たばこの運搬を禁止しないように定めることで、この問題は解消できます。もちろん運搬するにも許可が必要です。
ですが、更なる問題は
”家族内での受動喫煙”
です。これは、各家庭環境で差が大きいので、一言でこうするべきだと言えませんが、夫婦ともに喫煙者であった場合でも、子供への影響は親が管理するので、当人たちが良くても、子供が嫌がった場合はどのようにするべきか?難しいところです。始めは、住居での喫煙も完全禁止するべきだと思いましたが、それでは余りにも愛煙家への制約が大きすぎるので、住居での喫煙をどのように解決すればいいのか?今もしっかりとした答えは出せずにいます。今思いつくのは、独身者以外の住居での喫煙を禁止することです。もしくは、持ち家なら自宅に自分専用の喫煙所を設ける、あるいはマンションなどの共有スペースに喫煙所を設けるというものです。賃貸に場合もそうですが、喫煙所を設けている施設は漏れなく”喫煙できることを明記する”必要があるので、持ち家だろうとこの規則は適用されます。
住居自体を喫煙可能にするよりも、住居の一室を喫煙所にする方が、この問題を解決することが出来るのかもしれませんが、かなり閉鎖的で一個人までしっかり規制できるかは、愛煙家の方のモラルを改善できるかだと思います。
まとめ
この問題の根本は、
”喫煙側のモラル”
が一番の原因です。自分が他者にどのような影響を与えているのか?そこが理解できていないことが、自分勝手な行動に走る一番の問題だからです。自分の出す煙が他の人の迷惑になっているという認識を持たせることから始めなければ、ただ禁止にすることでは解決には至りません。体への影響をお互い議論するのではなく、最近で言う
”スメルハラスメント”
という一面でも議論してみるのも、愛煙家には理解しやすくなると思います。たばこの臭いが好きな方もいると思いましが、嫌いな臭いを嗅がされる身になって考えることが出来れば、受動喫煙も減らすことが出来ますが、今のように一方的に喫煙を禁止することは、喫煙する自由を奪う行為であることも、嫌煙家は理解する必要があるのです。それでは、自分勝手に喫煙している人と何も変わらないのですから・・・。
自分が嫌煙家なので、愛煙家の意見が反映されていないと思いますが、今の国会はどう見ても愛煙家が作っている規制だと思わざるを得ません。どうやって吸う場所を確保するか?そこを基本に考えているので、分煙なんて方法になっているのです。愛煙家と嫌煙家は相いれないものではありません。お互いを理解することを拒絶し、受け入れないだけです。なぜたばこを吸うのか?なぜ煙を嫌うのか?そこをお互いに理解しあうことが、この問題を解決する第一歩になります。
今回は気が向いたので受動喫煙について書きましたが、次回からソイエットについて書いていきたいと思います。
最後まで読んでくれた方、どうもありがとうございました。